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110話 文化祭と最高の劇

昔々ある国に、ある赤ん坊が生まれました。

 産後まもなく母親が死んでしまいました。

1年後に、その赤ん坊には新しい母親が出来ました。その正体は魔女だったのです。義母である王妃は、真実のみを伝える魔法の鏡を秘蔵していました。


「この世で一番美しいのはだあれ?」


「それは貴方様です」


っと、毎日毎日と精の鏡に訪ね、その答えに満足していました。赤ん坊はすくすくと成長して、その美しさに周りから白雪姫と呼ばれる様になりました。

 白雪姫が大きくなった頃


「鏡よ鏡、この世で美しいのはだぁれ?」


「それは、貴方様も充分美しいですが、それ以上に白雪姫が美しいです」


その答えに、王妃はショックで怒り狂るい、従者に殺せた命令したのです。

白雪姫は、その従者に森に連れてかれ殺そうとしましたがあまりにも美しさに、殺す事は出来ませんでした。


従者は殺した事にして、そのまま帰ってしまいました。

 白雪姫は森の奥に向かうと、そこには7人の小人が住んで居ました。


何あれ!シャル可愛い!


俺はシャルの衣装姿を見て、思わず我が子を愛でる様な親の目で見ていた、七海達の演劇に客達は凄いと、声を漏らしていたのだった。


王妃は再び精の鏡に訪ねたら、白雪姫が生きてる事に気付きました。自分の手で殺そうと、変装して毒林檎を作り白雪姫に食べさせたのです。


「おお、何て美しい女性なんだ」


小人達に囲まれてる、寝てる楓の所に俺は近づいて行った。

 物語はクライマックスに突入し、体育館に詰めかけている客が固唾を呑んで見つめている。

俺は眠っている楓ににキスをする体制に入り、小声で


「楓、好きだよ」


「ここで言う?でも、ありがと」


俺は楓の唇に親指をつけて、それに挟んでキスをするフリをした。白雪姫は生き返り、物語はハッピーエンドで終わったのです。


「素晴らしい演技でした」


っと放送が入り、客達は思わず立ち上がり拍手の嵐だった。

 クラス代表の潤が色々と司会者の質問に答えていた。

その時裏で、俺はシャルと話していた。


「ほら、行ってきて」


「別に全校生徒の前じゃなくても...」


「それで良いの?全校生徒の前じゃなかったら、あの男より根性ないよ?」


「むっ、それを言われると、心に来るな」


俺は覚悟を決めて、再びステージに上ろうとした時、シャルに一度振り向いた。


「ありがとうな」


「うん!」


シャルロットは千秋がステーキに上がる姿を見て、前に聞いた千秋の答えを思い出したいた。


「もしさ、ボクたちの中で1人しか選べなかったらどうする?」


「――――もしも1人を選ぶなら楓だと思う...」


(そうなんだよね。もし、楓が最初からハーレムじゃなくて、1人の道を選んでたら、私達負けヒロイン確定だったんだよな。楓、良かったね)


「潤、マイク貸してくれないか?」


「うおっ、どうした?別らしいな千秋がこう言う場所に来るの」


俺は普段目立つ事はしない、司会者から色々と質問してる最中に潤に話しかけた。


「悪いな、すぐに終わらすから」


俺の真剣な顔に、潤も真面目な顔に変わって、俺にマイクを差し出してくれた。


「何をするかは知らないが、盛り上げてくれるのだろうな?」


「それは、分からないよ。お?きたきた」


すると、楓は何故ここに来させられたのかと、ステージに上がって来たのだ。


「なんか、あかりん達にここに来いって言われたの」


「あー、それは俺が頼んだんだ」


客も何事だと、少しざわざわしだした。

 俺はマイクを口に当てて、喋り始めた。


「あー、なんだ。楓、好きだよ」


っと言った瞬間、会場は一瞬静かな空気に変わり果てた、潤もまさか告白するとは思わず目を見開いていたのだ。

特に楓が一番驚いていた。




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