遺言
『遺言』
命は消える。確実に。
同じ空気を、吸ってたはずなのに
掲げた夢は 叶わない。
もう一度戻ることは許されない。
それなのに 噂は歩いていく
のこしてきたものは重荷に変わり
なんにも知らないくせに
呪いと名付け避けられる
あれだけの者が散ったのに
勝敗のみを伝へるやうだ
我らに隠した
あまたの真相は
命は消える。確実に。
同じ空気に、叫んだはずなのに
呼びたい名前は 呼べない。
二度と触れ合うことは許されない。
不気味だと 向き合わず逃げていく
存在したものは否定されてく
哀しみから立ち直り
世界の平和を唱えてる
子どもが生まれて祝えるような
花が咲いて喜べるような
私たちが歌えなかった
そんな唄を。
今回、この詩には簡単で深くて壮大な仕掛けを用意しました。もうそれはそれは大変で…
初読で見つけられたら素晴らしいと思います(AIに当てさせたところ全然当たらなかった)。
仕掛け自体は小学生でも見つけられるレベルのものです。意味を理解するのは小学生では難しいかもしれませんが…笑
お時間のある方、頑張って仕掛けたので探してみてください。
この作品は“死者が伝えること”と言う意味で『遺言』と名付けました。亡くなった方が近くに居たらどんなことを考えるか、何を望むのかをいい意味でも悪い意味でも人間らしく表現しました。そのため皮肉がいつもよりちょっと多めに効いておりますが全て私の想像と理想です。
人間が死ぬことは諦めますが遺言をのこせないような状態の死は増やしたくないです。遺るべき言葉が遺るべき形で存在できますように。遺したものが残された者の重荷でなく、宝物になりますように。




