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言霊苑 -徒然なるままに-  作者: 蓮雪 蒼月
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ふゆおもい

遠い空から舞い降りる

真っ白な雪の調べ


ふゆいろの季節は

どこか切なくて

それでいて

どこか輝いていて


手のひらに受け止めた

小さな雪片は

想い出をよみがえらせ

そーっと心に染み込んでゆく


そこには

あたたかな愛と

ささやかな夢と

わずかな涙の跡


積もりゆく

無垢なきらめきに

瞳を奪われて


儚い結晶に抱かれながら

永遠の祈りを繰り返し

心揺れ動く


いつしか

雪のスクリーンに

浮かび上がるあなたの面影は

消せない恋心


あなたが見せる

ひとつひとつの仕草に

恋をしてたあの頃のように


いくつ季節がめぐっても

二人で同じ瞬間を感じて

また笑いあいたい


やがて春が来て

この雪が桜の花びらに変わっても

あなたへの想いは

変わらない願い


私が見せる

ひとつひとつの表情に

微笑んでくれたあの頃のように


いくつ季節がめぐっても

二人で同じ瞬間を見つめて

また笑いあいたい


変わらない

確かなものがあると信じて

この心に

君を描き続けよう






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