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〜俺、お亡くなりになりました。〜

取り敢えず、数話投稿しときます。

強い衝撃があったとともに意識は闇に落ちたわけだ。


でもさ、普通はそれで終わりなんだと思うじゃん?

ただ、俺は次の瞬間には灰色とも言えない白い空間にいた

辺りを見回すと、俺の胸元に採取したアノ昆虫がへばりついている

そして、背後にデカイ朱色の鳥居


「あぇ?・・・・ここどっこぇ?・・ぇ?・・・神社?」


取り乱す中、鳥居の天辺に火が灯っていることに気づいた。

その火は徐々に大きくなり、鳥居と俺の間にストンと落ちてきたのだ。


よく見れば、狐だった・・・・いや、動物のではなくて、神社とかにあるヤツそっくりの。


「ちょっw・・・狐?・・お狐様かな?」


狐がコチラを向き頭を下げた

「コンコン・・・ようこそお出で下さいました」


えっ?狐がしゃべった・・・・・

ってか、どうやって動いてるの?


「混乱している所申し訳ありませんコン」

「この場所はお亡くなりになられた方が一度はお出でになる待機所みたいな物だと思っていただければよいかと思いますコン」

「薫様、この度は当山の主様を助けていただき誠にありがとうございますコン」


「主様?」

「はい。薫様が御山で持ち帰ろうとした昆虫が居られましたが、そちらが山の主様となりますコン」


「コレのこと?」

おれは胸元にへばりついている虫を指差す


「・・・主様・・・付いてきちゃったんですかコン?」


俺の胸元の昆虫はどうやら山の主だったらしい

ってか付いてきたってどういうこと?


「主様!そんな所にかくれてないで・・・いや・・へばり付いてないでそこから降りてくださいコン!」


「イタイっ! イ・・イタタッ! ツメ!ツメがささってるよ!」

主様がっつり俺の胸にツメを突き刺して全力で抵抗してる


「ちょっ!お狐様!はなして!はなしてよ!」

お狐様も全力で剥がしにかかる


「ほんとに!ホントに痛いからぁ!はなしてー!」

バリッ!

聞こえちゃいけない音がしたとおもったら

目の前に主様を咥えたお狐様がおった


お狐様はペッと主様を吐き捨てる

「主様!素直にはがれてくださいよっ、薫様が迷惑しているじゃないですか」

床で主様はとっても大事なものでも抱えるように俺の服と若干の胸の肉を抱いている


「もうっ!主様ったら薫様がそんなにきにいたんですか?あたしじゃだめなんですか?」

「あたしの毛皮あげますからそんなしみったれた服すてちゃってくださいよ!」


主様全力でいやいやしてる。


「主様、薫様が怪我でもしたらどうするんですか!」

主様はキコエナーイとでも言いたげに頭に前足をあててる



うん。怪我でもってか胸にガッツリ鉤爪ささってたからね

剥がす時、服と一緒に肉の一部もっていかれてるからね

・・・・・チョーイタイ

そして、一連の最中お狐さま・・・コンを語尾につけるのわすれてますよ?



「薫様すみませんコン!すぐに治療しますのでコン!」


お狐様もたいへんだなぁ

語尾にコン付け忘れてたの気づいたのかなぁ?


そんな事を思っていると、お狐様から何やらモヤのようなものが出て、俺の胸に届く


あら!不思議。

胸の傷がたちどころに治っていく

もう、痛くない!


ありがとう!お狐様!



「主様、薫様にちゃんとごめんなさいしてください」

「イヤダッじゃないですよ!ちゃんとあやまりましょうね?」

主様全力でイヤイヤしてる


「ほら!一緒に謝ってあげますからこっちに向いて!・・ね?あやまりましょう?ね?」

お狐様の前足が主様を踏みつける


主様全力で押し返している

あ・・・ちょっと押し返した・・けど、つかれてる


「薫様。主様もこう申しておりますので、本当にすみませんでしたコン」

強引に主様の頭をコチラに向けて前足で押さえ込んで頭をさげる


主様、絶対ごめんなさいしてないよなぁ・・・これ

かなりイヤなんだろうか?


「い、いいですよ!傷も治ったことだしきにしてないですから!・・・取り敢えず主様から足どけません?」


もうこんな茶番はうんざりだった

そもそも俺ここに来てからなにもしてないし

なんのために呼ばれたのかもさっぱりだわ


「と・・ところで、なんで俺がこんなところに?死んだんですよね?俺」

「なんでいきてるんでしょうか?」


「あぁ・・そうでしたね。すみませんコン」

「それでですね。えっと・・簡単に言うと主様を救って頂いたので、主様からのお礼というか・・・」

「そういうものをしたいと主様からうかがいましてね」

「最近、流行っている生き返りのお礼みたいなものを差し上げることになったんです・・・よね?主様?」

主様はプイッっとそっぽを向く

「あれ?ちがうんですか?・・・?」

主様が俺に前足で指差し一生懸命にお狐様になにやら話している

・・・こえは無いみたいだけど、どうやってコミュニケーションとってるんだろ?


俺・・空気


しばらくして

「あー!なるほど・・・主様それはダメです!」

イヤイヤする主様

「え?・・外界がみたい?」

「外界で薫様とハーレム三昧だぁ〜?」

「ダメに決まってるじゃないですか!」

今までに無いほど高速でイヤイヤする主様


「イヤイヤしてもダメですっ!今回外界に降りたのだって懲罰物なのに付いていきたいとかむりですよ!絶対ダメです!」


どうやら主様に気に入られたみたいだ

気に入られたのか?


いや・・ちがうだろうな・・

主様が理由つけて外界で遊びたかっただけじゃないかなぁ〜?


「あの〜俺はどうなるんでしょう?生き返れます?」

ハッとなってコチラを向く、お狐様


「あ、あぁ・・だいじょうぶですよ!気にしないでください!ちゃんと生き返れますよ!」


「あ〜、よかった〜。これで、家に残してきた昆虫達が全滅せずにすむわぁ」


俺は助かるようだ!

やった!

生き返れる!



お狐様が微妙な顔になってコチラを見る

「あのぁ〜、申し上げにくいのですが今まで居た世界にはもどれませんがぁ・・・」

「生き返るというか転生になっちゃうんですけど・・いいですか?   コン」


今まで、やっぱりコンわすれてたな!

ってか聞き捨てならない言葉が聞こえた


「ちょ!生き返れるんじゃないんですか?俺の大事なジョセフィーヌは?エリザベートは?どうなっちゃうんですか?」


猛烈に残してきた昆虫達、特にお気に入りのオオクワガタ(オス)の二匹が頭をよぎる。

・・・名前に関しては、触れないでください。


「あぁ、薫様が飼育していたクワガタですね。そちらはもうすでに手を打っておりまして、もう保護されている頃だと思います」

「大丈夫!死んじゃったりしませんからお気になさらずに・・・」


「イヤイヤイヤ・・・イヤイヤ!」

「保護ってどういうこと?俺のかわいいオオクワどーなちゃったんですか?」


「大丈夫です!お気になさらずに!」

「イヤイヤイヤ・・・」「お気になさらずに」

「イヤイ・・」「お気に・・」・・・・


・・・


「ハァーハァーハァー」

お気になさらずにしか言わねぇよこの狐・・・・



「じゃあ取り敢えずオオクワは無事ってことでいいんだなっ!」

「ええ!だからさっきからそう申し上げましたよね?」


とりあえず話が先に進まない・・・


「じゃあ、生き返るってどういうことですか?オオクワとは会えないんですよね?」


「そうですね。生き返るというと語弊があったかもしれません」

「今回、薫様に主様からのお礼は先程も申し上げましたが転生です」

「わかりますか?今流行りの転生・・・それです」


「転生・・・?」

あの?web小説とか、アニメとかで最近見る機会おおくなった、あの?


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