〜私はわがままなのだよ!ははははは!〜
『ヘキサ 黄土ちゃん用のファンクションつかうよ・・・ただ今の容態が悪いから培養槽使わせてほしい』
”はい 培養槽を出します。”
「黄土ちゃん・・俺の声聞こえるか?」
・・・・ダメだ・・意識がない・・・・
「ママー!黄土ちゃん大丈夫?ううう」
「王次郎大丈夫だから泣かないの!出来る?」
「う・・うん・・・」
現在”時の記憶”はぎゅうぎゅう・・・ニルスにニーナ、白氷に王次郎・・培養槽のボークス・・さらに幾つかの人工子宮はまだ稼働中だ・・
「黄土ちゃん!黄土ちゃん!聞こえるか?・・意識をしっかりもて!」
『・・・ニックさま・・・・・』
「おし!・・黄土ちゃんこれ飲んで・・・今から形質変化させるから少しの間我慢だ!できるか?」
『・・は・・・い・・・・』
黄土ちゃんにファンクションを飲ませる。
「ニーナ・・黄土ちゃんを培養槽へ!」
『はい!』
一様雌なんでね・・俺が殺るよりニーナのほうがいいだろう・・・白氷には細かいうごきはできないしね・・
「黄土ちゃん!がんばって!ママが元気にしてくれるって!」
『王次郎さま・・・はい・・がんばります・・・』
『黄土様失礼します。』
ニーナが黄土ちゃんを培養槽へ運ぶ。
『ヘキサ 培養槽の設定を”安定”にして』
”はい 培養槽を安定モードで起動します。”
すると、培養槽の中に液体が流し込まれ、黄土ちゃんが液体漬けにされる。
『のう・・ニックよ・・これで助かるのかえ?』
「結構危ない状態でしたが・・恐らく培養槽の中でしたら何とか成ります。あとは時間がかかりますが、変態と全快を待つのみです。」
『ふむ・・そうか・・・命に別状がないのであればよい・・助かったな・・黄土よ・・』
「ママ!黄土ちゃんたすかるのー?」
「大丈夫だよ!王次郎。黄土ちゃんはちゃんともどってくるからね。少しの間、黄土ちゃんと離れるけどがまんできる?」
「うん!ボクちゃんと我慢する!」
「そうか!エライな―王次郎は! くぬぅーかわいいやつめ!」
「へへーw」
「なぁ・・ニック・・これって俺が入ってたやつだよな?」
「んぁ?そうだよ?どうした?」
「・・・こりゃ・・魔法か?錬金術ってやつか?」
「あー・・そうか・・ニルスはこうゆーの興味ある感じか?」
「いやそうじゃねーが・・出来ることとか知っておくのも悪くないかなと・・」
「んー・・どうだなー・・まぁ・・いろいろできるよ?」
「へー・・ってことは・・ニックは錬金術師なのか・・すげーな・・」
「?・・ああ・・そうか・・まだこう言うのみたことないんだっけ?」
「ああ・・」
「これはね・・魔法じゃないんだよ・・」
「魔法じゃないのか!?」
「ああ・・もっと言うとな?俺は人間が使う魔法が一切使えないんだ・・」
「はぁ?・・なんで?・・・・」
「ははw驚くだろ?でも・・これは魔法じゃない・・塩を水に溶かすと塩水になるよな?」
「ああ・・」
「そういう研究の延長上のものだよ。」
「なんだよそれ・・バカにしてんのか?」
「いや・・ホントなんだよ・・人間たちの錬金術がどういうもんか知らんが、錬金術もこの技術の一部だ・・いや一部ではないな・・まぁ・・・錬金術は魔法とこういう技術の間の子っていえばいいか・・そんなもんだ。」
「じゃぁ・・錬金術師はこのようなことが出来るということか?」
「いや・・できないだろうな・・・ここまで発達した技術・・・・理解もできなきゃ扱うこともできないだろうね。」
「ほう・・・しかし・・こりゃ凄い・・・ってか・・・よく考えると一から命を合成したわけだよな?」
「まぁ・・そうだね?因みにお前らがいってる魂ってのも合成できるぞ?」
「マジかよ!・・そりゃ・・神様がゆるさねーんじゃねーか?」
「神様が許すとか許さないとか関係ないんだよ・・この科学っていうんだが・・この世界の法則を利用してるからね・・全て神様のルール通りなんだよ。」
「・・・・わけわかんねー・・そんなことが在り得るのか・・・・」
「まぁ、出来るもんは出来るんだ・・そう理解してくれればいいよ」
「はぁ・・そんなもんかね・・・」
「さて・・黄土ちゃんはひとまず安心だ・・・どうせだ・・白氷・・ファンクション使うか?」
『・・・・・・・・・・・・・いや・・まだよい・・・・王次郎様の事もある・・・・』
「王次郎がどうしたの?」
『ニックよ・・王次郎様はニックが居ない間ずっと其の方を探し続ける癖がついておる・・・黄土もそれを言っていなかったかえ?』
「ああ・・いってたな・・・それが?」
『王次郎様を一人にすると色々と厄介事がおきかねない・・つまりはそういう事じゃ・・』
「・・なるほど・・でもさ?もと側仕えのニーナも居るんだ・・・王次郎にはニーナを付けるほうが良くないか?」
『ふむ・・・そうか・・ソレもそうじゃな・・・では、妾もファンクションを利用するか・・・』
「うん・・培養槽も使う?・・・」
『使わぬとどうなるのじゃ?』
「うーん・・姫用の物は意外に失敗の確率が高いんだ・・成功率98%なんだよ・・」
『それは?ほぼ成功するではないか・・・』
「安定モードで起動すれば、100%なんだ・・時間はかかるけどね?」
『ふむ・・そういうことか・・・・なれば、培養槽も利用使用かのう・・・』
「わかった・・じゃぁ準備する。」
こうして白氷のファンクションも開始した。
培養槽に入る時、『ニックよ・・これで妾も其の方に近づけるのじゃな?・・・・嬉しいのう・・』といっていた。
・・・愛されてるのか?・・・・まぁそうかもしれない・・意外に白氷は尽くしてくれるしな・・
「さて・・・ここまでで色々やったしな・・・取り敢えずニーナは王次郎の側仕えに戻ってくれ」
『わかりました!・・王次郎様・・お部屋にまいしましょうか?』
「・・・やだ!・・ボク黄土ちゃんが出てくるまでいっしょにいる!」
『あれあれまぁまぁ・・・ニック様どうしましょうか?』
「王次郎・・・何時でも来ていいから今日はお部屋で寝なさい?」
「うー・・・・・でもでも・・黄土ちゃんが・・・」
「黄土ちゃんは大丈夫だよ?ママがちゃんと治してあげるから」
「うー・・・」
「ママがウソついたことある?」
「ない・・・・・」
「じゃぁ・・今日はお部屋に戻ってちゃんと寝よう!そして明日また黄土ちゃんを見にくればいい!」
「・・・・・・うん!・・・ママ!ボク毎日黄土ちゃん見に来る! ニーナちゃん!おへやもどろ!」
『はい。王次郎様・・ささ・・参りましょう』
「うん!いいこだ!王次郎はいい子にそだってるなー・・・・ママ涙が出てきちゃう・・・」
王次郎とニーナを見送る。
「・・・なぁ・・ニック・・お前・・ウソ突きまくってるよな?」
「なんだよ・・そこツッコむ所じゃないよ?」
「いや・・しかし、あの王次郎ってのは・・なんなんだ?」
「ん?・・・・おおおおおおおおおおおおお!わすれてた!・・・・お前らそとから来たやつにはわからないんだよな?・・・そうか・・其のへんの知識も別口でデータ作らなきゃいけないな・・・」
「?なんの話だ?・・・・」
「いや・・ここにはさ・・女王蜂がいて・・・・・・いけね!」
「どうした!」
「人間たちが復活したら・・女王に挨拶しろと言われてたわ・・・どうしよ・・・」
「・・・・そうか・・じゃあ・・いまから女王のところ行くのか?」
「悪いな・・突き合わせる。」
「いいよ・・たいしてやることねーんだし、正直お前と居ると珍しいものが見れてたのしいしな」
「へw・・いってくれるじゃねーかw・・・・・女王はそんなにあまかねーよ?気おつけろよ?」
「そんなにか?」
「まぁいい・・ついてくれば判るさ。」
「だが・・このオークどーすんだよ?」
「・・・・・・・・・・牢屋にぶち込んどくわ・・・・」
俺は、兵隊蜂にいってオークを牢屋にぶち込んでもらった。
其の足で、女王のもとへ。
『ニックよ、ソレが人間を再生したものかえ?』
「はい。左様で」
『ふむ・・・念話は使えるのかえ?』
「使えますね・・大部分をこの巣の蜂と同じですから・・」
『ふむ・・わかった。では其の方・・名前はなんと申す?』
「・・ニック・・これが女王か?・・・」
『・・・・・・・・・』
「ニルス・・シャレ効かなくなるぞ?・・敬語でうやまえよ・・」
「・・そんなこといったってなぁ・・・」
『良い!むしろ人間の部分が抜けておらず、良いのう・・楽しゅう成ってきた』
『のう・・其の方・・ニルスとゆうのか?・・其の方と話がしたい・・つきあってくれぬかえ?』
「ああ・・俺は構わないが?」
『うむ・・・』
「あの・・女王陛下・・二匹で話しをするのでしたら・・私はほかの作業をしに向かいたいのですが」
『おお・・そうじゃったのう・・ではニックよ妾はコノニルスとしばらく話そうではないか』
「左様ですか・・・畏まりました。では・・お先に失礼致します。・・・・・・・・・・・ニルスがんばれ』
ソレだけを告げて俺は研究室に向かう。
「ナンバーズ元気か?」
『お頭・・随分久しぶりですね・・・』
『うんうん・・あたし達やること無いんだけど・・・』
『ソーソー・・あたし達戦う以外なにもできないんですよ・・なんでだろ?』
『ニック様・・どうすればいいでしょう?』
『・・・・あの・・感触を・・もう一度・・・』
『あたし達は別にこのままでいいよね?ムウ』
『うんうん。別に離れないならなんでもいいよね?ミウ』
『・・・あの・・俺どうすればいいんでしょうか?』
あ・・・・忘れてた・・・・4のやつほったらかしだったわ・・・
しかし・・5は結局直接アームズにいじられてたようで・・復活もできない始末だしな・・
まぁ放棄するしかなかった・・・
・・4か・・・いや双子の武器も作んなきゃな・・
『あの・・ニック様・・白氷様のご様子は?・・・・』
あ・・・・忘れてた・・・・白氷の側仕えも・・・ここに突っ込んでたわ・・・どうしよ・・
「・・・白氷は・・お前より先に・・先程ファンクションつかったよ?」
『・・・・・・・・・えっ?』
「黄土ちゃんが危篤でね・・・その救済処置の流れで・・・もう培養槽にはいってまーす。」
『ちょ・・・』
「まぁいいじゃん・・おっつけお前もファンクションしちゃおーぜ!なっ!」
『なんですか?そのノリ・・・・』
「えー・・・やなのー?」
『嫌じゃないんですが・・・なんかこう・・順序が逆なきがしてしまいまして・・・』
「順序とかイウナー!・・・ぶっちゃけ・・わすれてたんだよ!・・・ごめんなさい。」
『・・・・・・・・・・』
「まぁ・・あれだ・・4も居るんだし・・二匹揃ってファンクションすっか!?」
『私もそのノリについていかなければ成らないのでしょうか?』
『ぇー・・なんか考えてたのと違う感じなんですけど・・・・』
『4も側仕え様も・・・お頭はいつもそんなノリだぜ?』
『そうそう・・あたしらなんて騙されてファンクション飲まされたからね・・・』
『それ・・あたしもだ・・・』
『ああ・・それは私もです・・・あの時ほど人間が怖いと思ったことはありませんよ・・』
『・・・・ボクも・・・・』
『あたし達はそんなノリじゃなかったけど・・・・説得はそんなノリだったかも・・』
『そうだよね・・』
「なんだ、なんだ、なんだ!お前ら!俺がまるで嘘つきみたいじゃんか!」
『『『『『『『えっ!・・違うんですか?』』』』』』』
「・・・・・・・・・・・・・・・否定できません・・・・・ごめんなさい・・・・」
・・・・・いや・・だって、正直に言ったら皆のんでくれなかっただろ?・・しかも説得も・・脅迫しないと・・逃げるだけだったじゃんか!・・・・・クッソ!
「ああああああ!もう!・・なんでもいいよ!・・側仕えさんも4も纏めてファンクションするから!」
・・・側仕えのファンクションはもうできてるんだ・・以前つくったやつな・・・4のは、本来使う予定だった物を残してるし・それでいいな・・
「じゃぁ・・いまから・・これ飲んで?」
『ソレが・・ファンクションですか?』
『・・飲むだけなんですか?』
「いや?これはファンクションじゃないよ?・・だって、お前ら二匹のファンクションまだ作ってないんだ・・忘れてたとは言え・・すまんな・・一様、お詫びの印にこれでも飲んで栄養でも付けてよ」
『はぁ・・そうですか・・最近食料の配給が少なく成ってきたようですから・・ありがたくいただきます。』
・・そういって、側仕えが栄養丸的な見た目のファンクションを飲んだ。
『・・・側仕え様・・・・・・・多分それが・・ファンクションですよ?』
『え?』
・・ちっ!・・4のやつは意外に感が良い・・・
・・4の言葉にナンバーズが揃って頷いてやがる・・・ちくしょう!このてはもう使えない!
俺は、仕方ないとばかりに支配の眷属を解き放つ。
・・4め!・・自分から飲まないなら強制で飲ませてやる!
『あがっ!・・・・・ニ・・・ニック様!・・・・・なにを?』
「いいから飲め!」
・・俺は4の口にファンクションを押し込む・・・・支配の眷属で強引に飲み込ませる。
「ふぅー・・・・スッキリ!」
『『『『『『『『『ひ・・ひどい!』』』』』』』』』
「いいの!・・早く蛹に成ってね!以上!・・・撤収!」
・・・ちくしょう!・・・・最後は強引にやるしかなかった!・・・もっとうまく騙せるように考えないとな・・楽しくない!




