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ファインダー  作者: 福山直木
フィルム ~それぞれの活動報告~
23/74

断片5

「先生・・・先生・・・起きて・・・」

その声で目覚めた。


防波堤を昇るための階段の途中に腰掛けて、うたた寝をしていた。

「あぁ・・・ありがとう。起こしてくれて」

彼女にお礼を言う。

「変なこと、呟いてたよ・・・」

「何か、言っていたかい?」

「うん・・・」

「何言ってたか知らないけど忘れてくれ」

「うん」

それ以上は何も言わなかった。


「ところで、何の用かな?」

「先生、カメラ貸して」

「最近、夢中だなぁ。今日は何を撮るんだい?」


なんて会話をしながら、ポケットからフィルムカメラを取り出した。


「撮り終わったら、持ってくるんだぞ。現像しないと見れないからな」

「わかった」

そう返事をして、港の方へと走っていった。


最近、彼女の口数も増えた。特訓の成果もあって表情も豊かになってきた。


ところで、何を呟いていたのだろうか。少し気になった。

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