ギタギタにされた第1ラウンド
少し間が空きましたすいません
目がまわる、そんな言葉を聞いた事はないだろうか。
今俺は、“目がまわる”なんて優しい言葉じゃ表現し切れないほど視界が終わっている
「さぁ行くぞ!」
吐きそうになるのを寸前で堪え前を向く
少女が一人驚いた顔でこちらを見ている、打ち合っている最中にも胃液が逆流しそうになる
俺が使った魔法の【視覚強化】と言う魔法これはかけた対象の脳みその処理速度を大幅に上げることが出来る魔法
それの『反動』を今受け、倒れそうである
「オラァ!」
ただ剣を無心に振っている、剣術もクソもなく剣筋は滅茶苦茶、力すらもうまともに力が入らない
世界が二重に重なる何が何だかもう殆ど分かんない
「驚いた、まだその魔法を使う人がいるなんて」
珍しく度肝を抜かれた顔をしていた、俺が振り上げた剣を受け止め返そうとして来るが、それよりも先に相手の腹に俺の蹴りが入った
「ゲハッ、女の子のお腹蹴るなんてサイテーね」
「じゃあやらすな!男だったら顔面が腫れ上がるぐらいボコされてもOKかよ!」
彼女はため息をした後
「もう良いわ、次で決めたげる。」
直後、剣が二つになった
俺の前で構えてた剣が、真っ正面から斬られていた
「もう良いでしょ?」
魔法の反動で座っているのがやっとである、今意識があること自体早く速く気絶したい、この眼線じゃあ
俺は生きられない
決闘が終わったことの安堵か、越えられぬ壁を前にして絶望に堕ちたか、よく分からない感覚で闘技場を去った
「貴方は私に何を託したの?私は今度こそ約束を守れるかな」
どこか上の空でつぶやいた
「だぁあ!くそっ前が見えねぇ!」
顔面をぐるぐる巻きにされ両目を塞がれジタバタしていた
だが直後に全身を鈍い痛みが襲う
「グッ、ぐああああっっっつ!!?!」
顔のヒビが少しだけ広がっている、見えなかったがそう感じた
『全くそんな軟弱な身体してるからだよ』
「おおっ!これまた、随分と久しぶりだなぁ勇気の王大丈夫だったか?」
『あぁ、ちょっと内側で問題があったからそれの解決に』
「そっか、ありがとな」
『礼を言われるような事じゃない気にすんな』
ガララっとドアが勢いよく開き
「マスター!大丈夫ですか!?」
マギがダッシュで来てくれた
「もう大丈夫だよ、ありがとうマギ」
マギがパァッと顔を輝かす
その時、
「大丈夫そうね」
カフジエルが立っていた?のか
何せ前が見えないから
「反対反対、カフジエルに指摘を受けた
ハイっと返事をして反対を向く
「君の身体何だけど、・・~・・・あんた死にかけよ」
雪が降り続ける国、夜が来ない国、ベアル達が出ていき二日、グリードは自分の家の後ろにある沢山の墓、ほとんどに名前が虫食いのように彫られてそのうち二つの前に腰を落とし片方の墓に墓標の上から酒をかける目の前の墓には『イラ』そう彫られてた確かにくっきりと。
「俺ぁこれであってんのかい、あんたの受け売りだ『困っている人を見逃さない』なんて綺麗事だぁ、なぁ俺ぁアイツを許せねぇあいつを殺す、ルシファーお前だけは、俺ぁ復讐が終わったらちったぁマシになんのかい、なぁ…兄さん」
隣の墓には何も名前は掘られてなかった
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