国が気に食わない訳だが
ルッカとノコさんから詳しく話しを聞いたよーだからまとめるよー。
ルッカは魔法使いなんだってーそれも今まで発見された事がない魔法を持っているんだってさー凄いねー。
試しにルッカのステータスを見たら時魔法だったよーナイフがいきなり宙に現れたり、その速度がうわぁってなったのもそのせいだったんだねー。
それを知ったノコさんはルッカをスラムに捨てたんだよーだからルッカはノコさんに嫌われたと思ったよーでもそれは違ったんだよー。
ノコさんは実はそこそこ名の知れた魔術師らしいんだよーあんなステータスなのにねー意外だねー。
でもだからノコさんの所には結構な頻度で魔術関係のあれっぽい人が来たりするんだってさーそしてその時にルッカの魔法の存在が万が一にも露見しちゃったらルッカは御国の研究の為に連れて行かれちゃって薬漬けの実験動物にされちゃうんだってさー怖いねー俺も他人事じゃないねー。
という訳でノコさんはルッカを守る為に泣く泣く破門にして自分から遠ざけたんだってさーなんとも泣ける話だねー。
ルッカはスラムでの生活を余儀なくされたよーそしてエドガーだよー。
エドガーは前からノコさんを気にしてたみたいだよーだからルッカとノコさんが超仲良しだったのも知ってたよーでもそのルッカがノコさんに捨てられてスラムに来たよーおかしいと思ってルッカを調べ始めたっぽいらしいねーそしてひょんな事からルッカはエドガーに魔法の事を知られてしまったんだってさーんでエドガーは本気でノコさんが好きだったらしいねーノコさんは鼻で笑ってるけどルッカがそう言ってるからきっとそうなんだねー。
エドガーはルッカをネタにノコさんを脅してノコさんを無理やり屈服させたよーエドガーはイケメンの癖に大分不器用だったみたいだねー。
ルッカはソレがたまらなく嫌だったんだってさー自分の事でノコさんが服従させられてるのが嫌だったんだってさーノコさんじゃなくて自分を使ってくれってエドガーを誘ったりもしたらしいよー大胆だねー。
まぁでもエドガーは乗って来なかったんだってさールッカはもうエドガーを殺すしかないと思ったってさーそしてそこに俺参上からの俺によるエドガー首ちょんぱ事件だよー。ルッカは一回は安心したよーエドガーが死んでノコさんが自由になったからだよーでも俺がいつノコさんに手を出すか気が気じゃなかったんだってさー。
だからもうこれは自分がスラムのボスになるしかないって思い立ったんだってさーだからあんなに俺を殺そうとしてたんだねー。
…よし説明終了。うん、やっぱりこれ回想でやってたらかなり長くなってたわ。よかったよかった。
「ず、ずびばせん師匠~師匠がぞんだにわだじのごど思っでぐれでだのに~わだじは、わだじわ~」
「いや!お前は何も悪くない、悪くないぞルッカ!私が…全部私が悪かったんだぁ!私はお前の身を守る事ばかりに気を取られて、お前の気持ちを全然考えていなかった!くそ!くそぉ!」
二人はひしりと抱き合いながら凄い泣いている。
御互いの気持ちを話して色々と誤解が解けたり、分かっていた事も再確認出来たみたいね。
うんうん、仲直り出来てよかったよかった。
「うん。しかしこれはどっちが悪いとか悪くないとかじゃないね」
国が悪いね、全部この国が悪いよ全く。
もう話の至る所にこの国の独裁的なやり口が垣間見えていたもん。
だめだわこの国。このままじゃ俺が住みづらいわ。よしぶっ潰そう。
他所の国に引っ越すのもめんどいし。うんそれになんか楽しそうだし。
この国ぶっ潰すわ。
「なぁなぁお二人さんや」
俺は以前としてこちらを無視したまま、抱き合ったままの二人に声をかけた。
「なんだ?私は今師匠と愛を確かめあう事に忙しいんだが」
「そうだぞ。邪魔しないでくれないか。あぁルッカ、お前はなんて愛らしいんだ…」
「師匠~師匠~」
「ルッカ~ルッカ~」
「師匠師匠師匠~!」
「ルッカルッカルッカ~!」
うん、あれだ。
こいつらもうなんか当初のキャラを凄まじい勢いでかなぐり捨ててるよね。
うわ、もうベロチューする勢いだよこいつら。
「だぁぁぁ!俺!俺から凄まじい報告!凄まじい報告です!します!ご報告ですよー!報告!報告しまする!」
俺はじたばたしながら叫んだ。
うん流石に二人もこっちに意識を向けてくれたね。よし。
俺は続けて叫ぶ。
「まず!俺が魔力操作でノコさんの魔力を解放します!ついでにルッカさんのも解放します!」
「「おぉ!!」」
「というか使えそうなスラムの奴ら全員の魔力を解放します!」
「「おぉぉ!!」」
「全員鍛えます!鍛えて鍛えて鍛えまくります!ルッカさんには今以上に強くなってもらいます!ノコさんには素質がありそうな子供達に魔術を教えてもらいます!」
「「おぉぉぉぉ!!」」
「そして数年後、俺達の全力を行使して、この国をぶっ潰します!はいこれ決定事項!決定事項ねこれ!」
「「お、おぉぉぉぉう!?」」
よっしゃ、やる気出てきたぜぇ?
うは、超楽しそう。もはや革命待った無しぜよ。
ふふふ、こりゃあ明日から忙しくなるなぁ。
俺は高鳴る胸を抑えながら、ただただ、にやにやにやにやとほくそ笑む。
にやにやにやにや…ヒッヒッヒ。
第一章 乳児期 スラム街の赤さん
~完~
なんか第一章が終わりました。なんか思ってたのと全然違う方向に話が進みます。勘弁してほしいです。
恐らく、これを期に多分お気に入りが半分くらいになるんじゃないかと予測している作者です。ガクブルです。
それでもまだ読んで頂ける神様の様な読者様たちに今後の予定の報告です。
次章に移る前に番外編が何個か入るかもしれません。
あくまで予定です。明日の私の気分次第です。すいません、ほんとすいません。
これからもご愛読して頂かれば本当に幸いですはい。




