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【DEEP・BLOOD】  作者: 六道 屍
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地下へ







 「ようやく当たりだな。」


 閉じられている恐らく地下に繋がるだろう引き上げ式の扉を見てボヤく。


 「さて、誰が行く?」


 そう隊長さんが促す。普通だな。本当ならば隊長さんが中に突入してイズミさんが出入口を確保だろう。


 しかし、現在は俺達もいる為行動の自由度が幅広くある。


 ここは順当に、


 「俺達が行く。隊長さんとイズミさんは出入口の確保を頼む。」


 こう成るだろう。


 「隊長さんとイズミさんなら不測の事態でも対応出来るだろうし一般人の俺達より遥かに安心出来る。」


 貴方を一般人と呼ぶのは……、などとイズミさんが仰るが間違い無く俺も一般人だ。パンピーなのだ。もう一度、一・般・人だ!!


 「まぁ、分かった。此処は俺達で持つ。一応保険の為にコレ持ってけ。使い方は何となく分かるだろ。」


 と、小型無線機を出した。耳に着けるヤツだな。


 「有り難く持っていく。丁度良いから『改造』しておくか……、いいか?」


 壊れない様にしておきたい。


 「まぁ、良いが……。壊れた事にしとくから好きにイジれ。」


 イズミさんが呆れ顔だ。そして隊長さんはイイ笑顔だ。


 それでは遠慮なく『魔改造』しませう。


 え? 字面が違う? 考えるな。感じろ。


 という訳で、ちょちょいと《改変》&《再構成》


 デザインも変えて仕舞おう。イヤホンタイプだと耳疲れるしな。


 そんな訳で、イヤリングタイプ2つと耳飾りみたいのが2つ出来た。何方も耳を傷つけ無い為に、挟み込む様に留められる。


 俺と隊長さんは耳飾りを着ける。シンプルな見た目で機能性重視だ。因みに凄く小さい。


 妹とイズミさんはイヤリングタイプだ。耳たぶを前後から挟む様に留める。デザインも少し凝ってウロボロスの環の様な感じだ。色合いは灰水晶をイメージすれば近い。ワンポイントアクセサリーだ。


 機能は簡単だ。頭に相手を浮かべる、繋がる、以上。そんで壊れない。妨害や盗聴も無い。一応、応答拒否とかも出来る。怪しまれない様にケータイにも繋がるスグレモノだ。使わない時はただのアクセサリーなので無問題。使用者制限もある為、盗難対策も完璧。


 イイ仕事をした。汗を拭う仕草する。(無表情&代謝不全)


 物の説明をして実演すると呆れられてしまった。Why?


 取り敢えず、微妙な空気を華麗にスルーして少しばかりミーティング。


 「内の構造は分かりますか?」


 「流石に。降りたら調べる。調査を優先して状況次第では撤退する。」


 何があるか分からんからな。命を大事に。


 「此処は任せろ。何か在れば“命令”で伝える。必ず従え。何も考えず実行しろ。良いな?」


 流石は隊長さんだ。その時(・・・)を想定している発言た。何とも有り難い。先輩以外はどうでも良いから心配は無い。妹も同様だが、普通(・・)は逃げ場が欲しくなる筈だ。


 「了解した。じゃ、此処を頼む。」


 互いにニヤリと笑う。互いに伝わった様だ。


 手早く装備を確認して妹を見ると妹がイズミさんの隣に居てケータイ画面を見せていた。


 「優、行くぞ。」


 イズミさんが少し俯いて首元が赤いのが気になるが触れないでおこう。







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