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第七章 登場人物

●図書館都市ダンジョン

 無人の荒野「足立」、高さ100m余りの丘の上にある、多数の図書館を積み上げた塔型ダンジョン。ローノー(労農)ロシア同様に名称に固有名詞を含まない。累積獲得エネルギーの割に規模はかなり大きい。


 タイプ:図書館(本・新聞・雑誌を産出)

 規模:482層群3,520階・高さ15km・延床面積640万㎡

※階数は塔屋や屋根裏、あるいは地下機械室の数え方によってはもう少し多くなる

 モンスター数:8(全てネームド)

 固有法則:建物内火気使用禁止、コアルーム等は部外者立入禁止、高層階でも高山病にならない生活環境を維持出来る?

 なお、岸村などの図書館は「層群数」には含まれない仕様だが、ダンジョンの一部として機能する。


【ダンジョンマスター】

 未だに名前自体が無い。一人称は「我輩」。畜生。


【マリー】

 紫蘇ファミリー・ローズマリー修羅。一人称は「わたし」。

 身長はわずかに高め(163cm)。1纏めにした青い金属光沢(構造色)の黒髪と尖った(長くは無い)耳を持つ。肌は白く目は深い青みがかった黒色(青を濃くした黒目)。女性の格好をしているが生物学的には性別は無く雄でも雌でもないため繁殖しない。クローンを増やすことは可能だが遺伝的に同一なだけの別個体になる。

 官位は自称図書頭(ずしょのかみ)(従五位上相当)。


【ミント】

 紫蘇ファミリー・ミント修羅。

 中性的で、やや背が低い(158cm)。短い髪は明るい緑の金属光沢(構造色)の緑髪で、目も鮮やかな明るい緑。肌は淡褐色。

 スーパー薄荷で、主に科学技術関係を担当しコンピューターシステムを管理している。種族名と個体名が同じダンジョンモンスターなので、追加召喚出来ない。

 12体の分身に仕事を分担させている。分身の見た目は男だったり女だったり不明瞭だったり気分で変えたり多彩。


【アン】

 紫蘇ファミリー・ラベンダー修羅。

 背は高く(174cm)痩せ型、薄紫の金属光沢(構造色)の黒髪で、目の色は黒に近い深い紫。

 服装はダークグリーンの地味なロングドレス、白のエプロンと帽子が標準。生活力のないマスター・マリー・ミント「達」の面倒を見るのが仕事。


【サピエン先生】

 紫蘇ファミリー・セージ修羅。一人称は「私」または「儂」。

 身長は普通(167cm)。髪はわずかに緑を含む灰色の金属光沢(構造色)で地の色は灰色。目は緑がかった灰色。格好は男性で雰囲気はオッサン。

 主に医療と教育を担当。


【ラージャ】

 紫蘇ファミリー・バジル修羅。一人称は「私」。

 背が高く(165cm)細マッチョな筋肉質。鮮やかな濃い緑の金属光沢(構造色)の腰近くまである長髪。目は黒(緑を濃くした黒)。肌は褐色。

 薙刀と乗馬を嗜む武将で、主に軍事と行政を担当。


【スカーレット】

 紫蘇ファミリー・サルビア修羅。

 深い緑の金属光沢(構造色)の長めの黒髪、目は鮮やかな赤、外見は女に見える。派手な赤い服を好む。

 営業。


【キンラン】

 紫蘇ファミリー・コリウス修羅。

 光の当たり方で赤や黄色など色の変わる金属光沢(構造色)の短髪、目は薄い紫、外見は男に見える。服装はド派手な極彩色のスーツだったりアロハだったりする。

 営業。


【ファリゴール】

 紫蘇ファミリー・タイム修羅。

 緑がかった金属光沢(構造色)の黒に近い濃い緑髪、目は薄い桃色がかった黒。小柄だが別に子供に見える訳では無い。

 新聞記者。学芸員資格持ち。司書では無い。



●ダンジョンの住民たち


【岡田太郎左衛門】

 入植者の世話役。半ハゲの男。一人称は普段「俺」だが、目上には「拙者」。

 読み書きは上手くないため特訓中。


【岸団長】

 岸播磨介(はりまのすけ)

 武士団「岸団」惣領。一人称はそれがしおれわしなど使い分けるが、この世界の人間にはよくあること。


つじ文蔵ぶぞう

 岸播磨介(はりまのすけ)の親戚で「辻団」惣領。


【ハルナ】

 毛の国出身の馬獣人(馬脚)。小栗上野介(小栗忠順ではない)の娘で大食い。一人称は「あたし」。

 下半身と目・耳が馬で、頭は人間。毛色は鹿毛。牝。顔が動物では無いが、この世界では畜生道なので獣人。

 気性難では無いため武将の騎乗には向かないが、ラージャが騎乗、つまり背負子に乗っている。かなり足が速い(さすがに競走馬よりは遅い)。


【カスミ】【ツクバ】

 東の国の馬獣人姉妹。下半身と目・耳が馬で、頭は人間。毛色はカスミが栃栗毛で全体に暗い赤茶色っぽい色。ツクバが尾花栗毛で体は赤茶色だが、髪と尾は金髪。どちらも気性難で武将の騎乗に向くがタイプは異なる。


【尼さん】

 夫が亡くなり子供達も自立したため出家し、観音様を崇めて余生を送るために来た。お付きの侍女が1人いる。


【ヴァサンティ】

 シャルミシュターの娘ヴァサンティ。自称龍のアオダイショウで雨を降らせることができる。ダンジョンの力で人化できるが質量までは変えられない。蛇とは異なり酒好き。


【仙波左馬允(さまのじょう)次郎】

 村山党一族、仙波掃部助(かもんのすけ)の子。


横野よこの】【西条さいじょう

 柿修羅の医者。みな渋柿なので甘くない。


【ロカイ】

 アロエ修羅の医者。真の百合ユリではないとファミリーを追放された。


吉川よしかわ

 二郷半領にごうはんりょう水郷という湿地に住んでいた鯰獣人の一族。外見は服を着た鯰で、なぜか手足がある。もちろん、それぞれに個人名がある。


陽子ようこ

 高齢の妖狐ようこ。外見は二足歩行し服を着た狐。一族を呼び寄せ狐カフェを開店する予定。別に稲荷神の眷属ではないため、好物は稲荷寿司ではなく鼠の天麩羅。


河童(プルトゥゲシュ)

 比較的希少な水棲種族。マリーと話したのはアントニオ・アウグスト・サントス・ペレイラというパードレ(和尚)。この地域とは異なる文化を伝える。御禁制の切支丹宗門とは全くの別物と思われており「河童はデウスという神仏を信仰する」という認識。


朝霧あさぎり入道】【大蔵おおくら入道】【人丸ひとまる入道】

 西の国から来た蛸入道。ただのタコでは無く、出家して仏僧(入道)となった蛸獣人。



武蔵むさしの国


【代官】

 吉田西市佑よしだにしのいちのじょう

 偉そうなオッサン。この地域としては背は高い方だが、1.7m程度で、別に6尺あるような大男ではない。

 ダンジョン都市より西方「入間」地方の代官(非世襲領主)。


【越前屋】(名前は未出)

 燃料商。一人称は「わたくし」が多いが場合によっては違う。

 石炭を扱うのが夢。最初に図書館都市ダンジョンと商売した商人で、図書館で拾った本の影響かマリーを同志と呼ぶが共産主義とは程遠い人物。



ふさの国


【総の使者】

 ふさ奏者そうじゃ、岡本主油正(あぶらのかみ)。国主の上総介かずさのすけの使者。



の国


【狸獣人】

 群馬ぐんま郡司ぐんじ、高橋対馬守(つしまのかみ)。大きい古狸。雌。好物は鶏頭(ニワトリの頭)だが、マリーが育てているのは植物のケイトウ。


【アサマ】

 馬獣人の牝。大食馬四天王と呼ばれる。



ひたかの国


【小田城主】

 小田右京亮(うきょうのすけ)。若き小田城主で亡き小田讃岐守(さぬきのかみ)の子。名は信治のぶはる。マリーは織田と思っている。



相撲すもうの国


【茶坊主】

 大膳亮(だいぜんのすけ)入道(にゅうどう)照頭(しょうとう)。僧侶。

 ラクダに乗ってやってくる。

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