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HAMBURGER BLUES  作者: ハンバーガーブルース


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HAMBURGER BLUES第26話 最終章   幸福は課税できない

HAMBURGER BLUES第26話 最終章  

幸福は課税できない


ドドドドドドドドドドドド!!!!!!


五台


爆走


夕陽


爆音



笑い声


全部


混ざる


税務局装甲車


二台


後方


ギュォォォォォォォン!!!!!!


隊長


「停止しろォォォォォ!!!!!!


幸福税未納者ァァァァァ!!!!!!」


beem


「誰が払うかァァァァァァ!!!!!!


幸せまで数字にすんなァァァァァ!!!!!!」


Walker


「その通りだ」


OBSERVER-01


高速演算


ピピピピッ


Walker


「幸福とは観測者依存の現象であり


共有される瞬間だけ


一時的実在性を持つ」


cool


「分かりやすく言え」


Walker


「今が最高って事だ」


全員


「ウォォォォォォォォォ!!!!!!」


bads


GALAXY NOISE RUNNER


七色点滅


ピカァァァァァァァァッ!!!!!!


税務局車両


運転手


「眩しィィィィィ!!!!!!」


隊長


「何だその靴はァァァァァ!!!!!!」


bads


「最新だァァァァァァ!!!!!!


時代に追いつけボケェェェェェ!!!!!!」


Noah


上空


黄色い悪魔


静かに旋回


YELLOW GHOST


「追跡車両二


進路予測完了」


Noah


「お願いします」


YELLOW GHOST


「左へ十二度


上昇率三十%」


ドォォォォォォォォォン!!!!!!


黄色い悪魔


さらに上昇


客席から歓声


ベラ地区住民


道路へ飛び出す


「Noahァァァァァ!!!!!!」


「黄色い悪魔だァァァァァ!!!!!!」


「飛んでるぞォォォォォ!!!!!!」


老人


「ワシの青春が帰って来たァァァァァ!!!!!!」


ギャル


「カッコいいィィィィィ!!!!!!」


その瞬間


Walker


急停止


キキィィィィィッ!!!!!!


全員


「何だァァァァァ!!!!!!」


Walker


静か


COSMOS NEEDLE


新しい盤を取り出す


タイトル


“NO TAX ON JOY”


古代盤


世界に一枚


cool


「まさか」


beem


「今やるのかァァァァァ!!!!!!」


Walker


「今しかない」


ポータブルDJシステム


起動


カチッ



落ちる


ブツッ……


ズゥゥゥゥゥゥゥゥゥン!!!!!!


爆音


民族打楽器


量子ノイズ


古代ブルース


宇宙ジャズ


全部同時


ベラ地区


完全停止


税務局さえ


止まる


隊長


「……」


若い頃


忘れていた記憶


酒場


古いバイク


仲間達


笑い声


全部蘇る


隊長


帽子を取る


静かに呟く


「……懐かしいな」


税務官A


「隊長……?」


隊長


「お前達」


「税務調査は中止だ」


全員


「はぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!!!!?」


隊長


「幸福を数字にするのは


無理だ」


沈黙


Walker


笑う


「観測完了だ」


beem


「最初からそう言ってんだァァァァァ!!!!!!」


bads


「最初から聞けェェェェェ!!!!!!


このクソボケカス共がっーーーーーーー」




ブーーーーッ殺ーーーーーーーーーーーーーーーーースッ!


cool


やばっ



怖っでも最高。


「飲むか」


全員


「今ァァァァァ!!!!!!?」


cool


「今だ」


BLACK COMET SPECIAL


度数93%


銀河蜂蜜


深海ライム


黒ラム


飲むと


昔の失敗を笑える酒


ゴンッ!!!!


乾杯


税務局隊長も


受け取る


隊長


「……一杯だけだ」


beem


「一杯で終わる訳ねぇだろォォォォォ!!!!!!」


大爆笑


その頃


Noah


空から降下


黄色い悪魔


静かに着地


ドドドドドド……


エンジン停止


完全沈黙


Noah


ヘルメットを外す


「……」


「楽しかったです」


bads


視線を逸らす


「チッ」


「当たり前だろ」


「お前のバイク、ダーッれが組んでヤったと思ってんだっ馬鹿野郎!」


Noah



少し笑う


Walker


グラスを掲げる


「諸君」


全員


「何だァァァァァ!!!!!!」


Walker


「幸福とは


共有された瞬間の連続性である」


beem


「難しいィィィィィ!!!!!!」


Walker


「つまり」


「今日も最高だった」


完全沈黙


次の瞬間


全員


大爆笑


笑い声


爆音



音楽


鉄の匂い


夕焼け


全部混ざる


ベラ地区の夜は


今日も


最高にうるさく


最高に優しかった


──第27話へ続く







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