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俺はどこまで這い上がれるのか?  作者: 駿
第7章 一葉落ちて天下の秋を知る
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第7話 奴隷市の前

宜しくお願い致します。

ザルツベルグ帝国 ホライズン ハルト館


「それなら俺達もいけそうだぜ。」と言うのはエルフと黒エルフの男達だった。「とりあえずみんな練習してみて。」と頼んだ。


館にランプが出来たとギルドマスターが自ら持って来てくれた。闘技場はまだだったが娼館はそろそろ出来そうだったから良かった。


早速石油を注ぎ火を灯してみると良い感じだ。「マスター。とりあえず1万は買いましょう。出来たらここに卸して下さい。」


「ハルト?本気か?」「もちろんですよ。売れると思います。それと燃料を入れる容器を作ってくれたらそれも買います。」


ギルドマスターは嬉しそうに礼を言って帰って行った。俺はエルネストにそろそろ来て欲しいと手紙を書き早馬に託した。


俺は病院に向かった。少し元気になったような気がするノワールがいた。「あれから倦怠感や頭痛が消えたのよ。旦那様が治してくれたって聞いたわ!」と嬉しそうに言う。


「そろそろ帝都に行って来るよ。」「分かってます。『薔薇の美女』や謀反扱いされた人々を助けるんでしょ?どんな手を使われるのかしら?」


「それは見てのお楽しみだ。ノワールは早く元気になってくれ。」「もう大丈夫ですわ。早く鍛えないと鈍ってしまって・・」と悲しそうに言う。


「ゆっくり休め。それがノワールの仕事だ。」と言うと「今はそうします。」と笑った。その後シャロンも産まれたと言うので見に行った。


「シャロン。元気な子を産んでくれてありがとう。」「あら?これで終わりじゃありませんわよ。まだまだいっぱい産ませてくれるんでしょ?」と笑う。


「もちろんだ。頼むぞ。」「分かりましたわ。安心しました。」手を握り頭を撫でると安心した顔で眠りについた。


それから魔族対策を話し合う。帝都に行くのはベオウルフ率いる1000人とアイスバッハ800人は変わって無い。


アズナブールが245人にドワーフの5人とエルフと黒エルフの狙撃隊50人を加え300人になりマチルダとサーシャは100人にリジャプールで集めた精鋭100人を加えていた。


そしてアマゾネスの女王がライフルとコンパウンドボウで固めた3000人を率いる。今は全員ゲリラ部隊として野山で訓練して貰っている。


「ヴラドが放っている蝙蝠が知らせを持ってきたら直ちに帝都で集結だ。それまでは武器の手入れ、防具の見直しをしっかりと頼むぞ。」


「分かってますわ。それまでしっかりと訓練しておきます。撃退第一の褒美は期待しておりますわ。」と女王が舌なめずりする。


「ボナパルトとハンベエはこの近郊をしっかり守ってくれ。」「お任せ下され。」「決して抜かれたりは致しませんよ。」


「俺達『アースガルド』が先行し帝都に入る。陣割とかを確認しておくのでそれまでいつでも出撃出来るようにしておいてくれ。」


翌朝、出立しようと思うとロキが「俺もドラゴンに乗りたいです!」と言うのでまず乗れるかどうかを試してみた。


最初はバカにして振り落とされていたが1時間もすると乗れたようだ。後のメンバーは馬車で来る事になった。


『アースガルド』以外ではオスカルとネムが馬車に乗った。「ロキまであんなドラゴンに乗りたがるとは・・」「ハルト様を見て羨ましかったんでしょ?」と言っていた。


帝都に到着すると謀反人の子が産まれて処刑されたとウワサで持ち切りになっていた。「いよいよ2週間後に奴隷市が立つらしいぜ。」


「昨日産まれたのが最後のヤツだろ?」「しかし謀反人の子とは言え赤ん坊だろ?可哀想じゃないか!」「どちらにしても病気持ちの母親だったから察してやれ。」


「そう言う事か・・」「全員そうだったらしい。」「貴族のおもちゃだったとはいえ同情するわね。」「まあな。でもそんなヤツに買い手が付くのか?」


「俺達は見る事も無い。こうして酒のアテにするくらいさ。」「そういう事。他人の不幸を聞いて俺達はまだマシだと思うくらいだぜ。」と笑っていた。


俺は軍務卿として近隣の町や村に避難指示を出して回っていた。帝都の北にある町で領主のアマント侯爵は「お前の指示など必要無い。」と突っぱねられた。


帝都から少し離れていた北西の村でも「そんな魔獣や魔物なんざ近年で見た事ねえ。アンタ怯え過ぎだろう。」と笑われた。


もし逃げれなかったら困ると思い中心部に地下シェルターを作り「1度蓋をすると私が来るまで開けれません。もし魔物の集団に襲われたらここに逃げて下さい。」


若者や心ある人達に告げた。「村長や有力者は聞かねえだろうな。万が一があれば俺達が村人を守るぜ!安心しな。」と言ってくれた。


奴隷市が立つ3日前に館に戻ると「病人も怪我人の完治していたわ。でもどうやって助けるつもりなの?」とネムやオスカルが心配していた。


すると翌日、やっとエルネストも来たが皇女ヴェストパーレも来ていた。そして「なんでエルネストなんかに頼むのよ!」と怒っていた。


ムシをして「こちらは?」と聞くと「エルネスト様に頼まれました。私は商人でオーミと申します。」

お読み頂きありがとうございます。

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