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第16話 ラント迷宮

第16話 ラント迷宮

私たちは、金竜街道を更に南下していった。

バース大陸は、やはり魔物の数が多く、しばしば戦闘となった。

その度にチームワークも良くなり、私はレベルアップし、レベル6になることが出来た。

金竜山脈の南側まで、南下すると、左手にはメナス大森林、前方には銀竜山脈が見える。

金竜街道は、メナス大森林方面へと続く街道と、金、銀竜山脈の間を通る竜山街道とに分岐している。

私たちは竜山街道へと進んでいった。

さあ目指すはラント迷宮だ。

ラント迷宮は、金竜山脈、銀竜山脈、セントレア湖に三方を囲まれた場所に位置する、ピラミッド型の5層からなる迷宮だ。

下層ほど面積は広く、上層に行くほど面積は狭くなる。

その反面、上層に行けば行くほど、出現する魔物は強力となる。

その攻略難易度は高く、未だに全層の攻略者は存在しない。

それどころか、ジェスター陛下が若かりし頃に、第四層の途中まで攻略を進めたのが、最高到達点で、第四層のボスや、最上階にいると思われる迷宮ボスの情報は皆無である。

私たちは竜山街道を北上しながら、ラント迷宮の確認をしていた。

「手強そうな迷宮ね。第一層に出る魔物の情報はあるの?」

「それは、国王陛下から直々に伺っている。第一層に出現するのは、主に動物型の魔物で、ビスト半島の草原でよくいた、グレート・タイガー、キング・レオ、ビッグ・ボス、ヒュージ・エレファント等の高レベル個体が多いそうだよ」

「まあ第一層は、慎重に進めばそれほど問題はないと思う。国王陛下は攻略を進めるのを第一とされていたらしく、迷宮の構造は不明な部分が多いから、僕達がしらみつぶしに調べていく必要があると思う」

「なるほど…。第一層は、迷宮探索になれるのに丁度良いかもね」

「そうかもしれないね」

竜山街道を北上し続け、ラント迷宮の麓まで到着した。

巨大な迷宮だ。

前世でのピラミッドのような形で、迷宮は四角錐の形をしていて、第一層は200m✕200m程ある。

高さに関しても、第五層が最上階とはいえ、迷宮の高さは数十メートルにも及んでいる。

国王陛下ご一行が迷宮を去る際に、入り口を魔法で封印したとのことで、一見すると、入り口の場所が見当たらない。

オリビアが、ディテクト・シークレットの呪文を唱え、初めて入り口が確認できた。

更にオープン・ゲートの呪文を唱え、迷宮の入れ口が開かれた。

「いよいよね。中に入る前に、ちょっと能力を確認させてね」


ルナ 魔族 14↑歳 女

職業 魔法剣士 職業レベル6↑

基礎ステータス

 力 17↑、知性 19↑、信仰心 18↑、生命力 18↑、体力 17↑、

敏捷性 19↑、幸運 19↑、器用さ 19↑

職業スキル

 火属性魔法 レベル5↑、水属性魔法 レベル4↑、風属性魔法 レベル4↑

 土属性魔法 レベル4↑、気配察知 レベル5↑、状態異常抵抗 レベル5↑

 刀剣技術 レベル5↑、瞬動 レベル4↑

固有スキル

 時魔法 レベル5↑、魔力操作 レベル5↑、魔力吸収 レベル5↑

生活魔法

 火属性 レベル4↑、水属性 レベル3↑、風属性 レベル3↑、

 土属性 レベル3、精神属性 レベル4↑


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