家
あれから約2カ月が経ち、今日は12月18日だ。
昨日の試験で、俺は3級冒険者となった。
3級になると家を購入出来るようになる。では、冒険者以外は家を買えないのか、というとそうではない。実はギルドは二種類あって、もう1つは産職者ギルドという名前である。そういえば、あいつはいつもギルドのことをいちいち『冒険者ギルド』と呼んでいたな。
冒険者や産職者は普通、まず独立した先輩の弟子となり、3級で独立し、冒険者は1人、または2~3人のパーティーで冒険し、産職者は自分の店を構える。
という訳で、俺は家を買うことにする。ちなみに、俺達は今まで『ギルド横の宿』で生活していた。
家はこの街で購入する。家はギルドで斡旋してもらえる。
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家を購入した。二階建ての立派な家だ。少し広すぎるが、俺はいつかこんな家を建てたいと思っていた。マイホームは男の浪漫だ。さらに、一軒家の次は家族、と考えていた。
家族か…。俺は、こいつとなら…。
なんだか暖かい気持ちだな。これが『好き』か。
「よし、中をみてみるか。」
「はい。」
やばいな。自覚してしまうと、顔をまともに見ることが出来ない。
家の間取りは、1階に応接間、リビング、キッチン、2階に寝室が3つの3LKだ。
ふとリビングの時計をみると、午後6時だった。
「ふむ、もうこんな時間か。腹が減ったな。飯にしよう。」
「はい。」
「う~む。いつもは宿の食堂で食べていたが、今日はどうするか。俺は料理は苦手なんだよな。」
「でしたら是非、私にお任せください。私は料理が得意なので。」
なにかとてつもないやる気を感じるな。
「そこまで言うなら任せよう。」
「はい。」
「その間に俺は風呂に入る。」
「はい。ごゆっくり。」
思えば女の子の手料理か。楽しみだな。
そして、彼女の料理はとてもおいしかった。
今日の夜は気持ちを抑えきれない。
To be continued.
Thank you for your reeding.




