7話
ストックが切れました
さて私は学園の侍女部に進んだのだけど…
学園には飛び級制度があったのでそれを利用した。
7歳で侍女部の全行程を修了し一人前の侍女になった。
侍女として重要とされる能力は掃除、料理、紅茶の入れ方、ドレスの着付けなどだった。
特に難しかったのは言葉遣いだったけど…まぁそういう言語だと思えば問題は特になかった。
本当は10年かかる行程を1年で終わらせた私はいつのまにか王宮に使えることになっていた。
そこで私は出会ったのです。
今ではバトラー・セバスチャンと名乗っているネルフィリア皇国の第一皇子 カイン・フォン・ネルフィリアに。
ここからは今世の話ですし色々あったので事細かに説明していこうと思います。
今では黒髪黒目にモノクルを付け執事服が似合っているそこそこ美形の男子ですがこれは魔法道具によって姿を変えているだけ。
本当は金髪にエメラルドグリーンの瞳をもつ超絶美形な美男子です。
しかも背が高い顔は小さい。何頭身なんだ?
藍色の髪を肩甲骨あたりまで伸ばし深い青色の目を持った私とは対照的な色合いです。
ちなみに私は背がそこそこ低い。
まぁ身長なんてどうでもいいですけど。
そんな彼と私は実は同い年。
いや、前世の分とかも含めると私の方が6000年くらいは年取ってるか。
まぁそんなのは些細な違いだ。
といってもすぐに登用されたわけではありません。
登用されるまでに辺境伯…つまり親ですね。
そこに連絡が入って、了承の旨を出し、王宮の人事課が正式に受理して、王都の学生寮にいまだに住んでいた私に登用の知らせが来る。
ここまでに3カ月。
まぁまずはその3カ月のことからかな…
ところで女子力の話に戻るのだが私は侍女部で女子力が何なのかを知ることはできなかった。
1年を棒に振った気分だ、というのはお母さんのために言わないでおこうと思う。