5話
はい、ものづくりに勤しむ4回目の人生です。
正直2回目の人生でも3回目の人生でも自分の持つ武器とか服とか、特に靴…あと下着が気に入りませんでした。
紐パンとかアホですか?
Tバック?我慢なりません!
カボチャパンツ?論外でしょう。
はい。そんなわけで会社を立ち上げました。
ネーミングは副社長に任せ商品開発に勤しむ日々…
その会社は今でも残っているんですから驚きですね。
まぁ私が2500年も社長してましたし地盤が固まるのも当たり前か…
老害と言われなくて本当よかった…
素材を自分で集めるのがめんどくさくなったので外注をするための会社を立ち上げました。
それも残ってました……冒険者ギルドですか…
副社長……
私がテキトーに言ったことそのまま採用したんですね…
聖剣の打ち直しとか魔道具の制作もしましたね。
街を守る結界とかは売れ行きが良くてウハウハでした。
でまたもや老衰による死ですよ。
ここまで老衰して死んでると周りを良く見る余裕が出てくるもので…
「「「もっと女子力磨け」」」
「「「だから死ぬんじゃねぇぞ!」」」
「「「ほら!酒だ!一緒に飲むぞ!だから死ぬな!!」」」
暑苦しい奴らだったけどいい奴らだった……
ただ女子力かぁ…来世では頑張りますか。
そんな感じで私は息を引き取りました。
そして転生し今世に至るというわけですね。
ちなみに今世は人間として生まれました。