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グエラス領

やっぱ小説書くの大変ですなぁ

「………っと。着いたみたいだね。」


会場から脱出して着いた先は王都の北東にある大森林や「エリクウィリの泉」で有名なグエラス公爵領である。


「噂には聞いていましたが流石、エリクウィリの泉ですね…とても水が透き通って太陽の光で水面が光り輝いていて綺麗です!。」


リアは小さい時は病気がちでであまり外に出て遊ぶことも少く、王妃教育やそれに付随する事などで尚更遠出して遊べる機会が少なかったという……。本当にすなまない。リア。


けれど本人はそれに関して別に後悔などはしていないと言うから更に罪悪感が湧いてくる……。


…………まぁ、しばらくは自由の身っぽいから国内観光(でもしてみようかな。


「…………あら?。」


「どうしたんだい?リア。」


1人でポツポツと考え事をしていると、リアが何か見つけたみたいで立ち止まった。


「いえ。大きなお屋敷がありますの。」


そこに。と、目線の先には大きな屋敷。木々に囲まれていせいか神秘的なものも感じられる。


「………なるほどここだね。」


「どうされたんですか、ユーリ様?。」


ユリウスの言い放った独り言に疑問を抱いているアメリアを置いてゆくように進んで行った。


「だ、ダメですわよ!。不法侵入で訴えられますわよユリウス様!。」


「ははは。そんなに心配しなくても大丈夫だよ。」


門番の居ない門を通り抜け、庭と思われる場所にもどんどん進んでいき玄関にたどり着いた。


コンコンコン


リズムを刻むように玄関のドアを叩いて家主の反応を待つ。


……………。


しかし反応は無かった。


「どうやら中に人は居なさそうですね。」


「そうみたいだね。それではお邪魔させてもらお……」


ドアの取っ手に手をかけた時に背後から大きな影が伸びた。


「オマエら、勝手に他人の家に入ったらダメだろ〜………」


「「?!………」」










「どうだ?。驚いただろ〜。」


「もう!ケイレブ叔父様、驚かさないでくださいよ!。」


「ハハハ〜。すまんすまん。」


突然の背後からの気配に驚きながらも回避しようと思ったが即座に捕まえられてしまい、屋敷の中へ連行されてしまった。

が、しかし、投げるようにソファーに座られられると何処からか飛んでくるように参上したティーセットとお菓子たち。明らかに歓迎(?)ムードの雰囲気で困惑していたら正面のソファーに音がした。


目の前に座るは、この屋敷の家主でありユリウスの叔父であるケイレブ・グエラス本人であった。


「いやぁ〜。ユリウスから「しばらく泊めて(匿って)欲しい」と、頼まれた時は何事かと思ったが…。まさか新婚旅行(逃亡中)だったとはな。」


「あははは…。」


話されているに言葉に隠れた言葉。あの場内に居た時にこっそり『テレパシー』で叔父さんに伝えておいたのだ。


「だがしかし……。」


紅茶を1口飲むと、悲しげな表情でつぶやくように言った。


「まさかハルトがこんな事するとはなぁ………。」


ケイレブはグエラス公爵となった後も何度も王城に来てユリウスやハルトの遊び相手をしていた。

ユリウスが王太子として国のことについて学び始めてからはケイレブはハルトが寂しくないようにと様々な所へ連れ回したり、剣の稽古や勉強も一緒にしたりとまるで兄弟のように沢山過ごしてきたという。


「………ユリウス、お前の婚約者が決まり国王になるための様々な勉強や稽古などの習い事が本格的に始まってからはずっとあいつは本ばかり読んで居たらしい。お前には想像つかないと思うが以外に人見知りでな……。お茶会でも令嬢が自身の周りに集まってきても走ってバラ園に逃げていたらしいぞ。」


困ったように笑うとまた、話し始めた。


「アイツが学園に入学してからは寮に入るのが規則でほとんど会えなくなってからも手紙が来てたりしてたんだよ。」


その当時の出来事がとても楽しく懐かしいものだった様だ。


「1年くらい前から手紙が来なくなってな。どうしたのかと俺からも手紙を送ってみたのだがな……返事が来なくなり心配していたらこの事件が起きた。と。」


話し終わった後、ため息をついた。


「はぁ……。どうしてアイツはあの様に変わってしまったんだろうか。」


ガックリしながら頭を下げる。


なにか説明が出来れば良いものだが…自分らは学年が違ったり公務で忙しくハルトに気にかけてやることが出来なかった。


ただ1つ原因になり得るものがあるとすれば………?。


「ナタリー様でしょうか?。」


アメリアがポツリと呟くとケイレブが顔をあげた。


「ナタリーぃ?。」


「ええ。僕達がこうしてケイレブ叔父さんのところにお邪魔するきっかけになったのもその……」


ありのままに卒業パーティーで起こったことを伝えた。


ここだけの話、このまま貴族じゃ無くなってもそれはそれで良いような気がしてる。


そりゃ貴族の地位を持っておいた方が良いに越したことはないけどさ、そっちの方が自由だし何しろ冒険者になるのも自由に暮らせそうだしね。


そんなことはいいとして。


「ならば1度城へ向かった方が良いな。今、王も女王も外出中だ。早急にこの件を報告しに行かなければならないな。」


自体は深刻。ナタリー様がどのような手を使ってハルト様を落としたのかは分かりませんが…。場合によっては国家が落ちる場合もあるため、早急な対応が必要ですね。


なんの目的があって僕達を捕らえようとしたのかは分からないけれど。


「とりあえずお前達はここにいろよ?。この辺りにはとあるモノが隠してあってな実は秘密な場所でもあるんだ。だから余程のことがない限りバレる心配もない。」


「了解ですわ。」


ソファーから立ち上がり、本棚なの方へ向かう。


「はぁ。こう思うと俺も結婚していた方が良かったと思えるな。」


ケイレブは言い終わると[転移の魔法陣]を使いどこかへ行った。


最後の言葉にはどこか疲れようなものも感じれますが…少しだけ後悔の気持ちも含まれているように感じれました。


ケイレブ様は相当モテていたらしいのですがそれが理由で結婚をしなかったと聞きましたが……


それにしてもあるモノってなんなのでしょうか?。

ちまちま書くのは良いけれどもまとめ方がよくわかんないですよね〜

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