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オリジナルファンタジー・オンライン  作者: 2You
第二幕 第二回公式イベント”戦産の宴”

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77/99

77.模倣と真似と(VS すももさん③)


 ……すももさんの警戒度が更に上がった気がする……


 ……いや、絶対に僕みたいな戦闘職モドキに注ぐような気配(力)じゃ無いよそれ!?普通にコカトリスと戦ったときと同じ感じなんだけども!?


―――と、二つの体を動かしながら思っていたら、すももさんが突っ込んできた……!


 ってやばっ……避けられないなこれ……なら受けるしか無い!

 『ジャベリン(短槍)』に【硬化】【強靱】【重量増加】【斬撃耐性】の効果を付与した。特性付与だけでも3^4=(三の四乗で)81MP消費するけどね!

 でも今までのAP(アビリティーポイント)は全て【MP】に注いでいるから【MP】は潤沢にある!

ーーーーーー

【HP】1/1 (+15)『限界突破(リミットブレイク)状態』

【MP】607/830 30UP (+25)

ーーーーーー

 正直何回も連発出来る物でも無いけど……まあ必要経費として……


 ……と、爆発的に思考が加速した恩恵で糸が瞬時に生成され、その後に攻撃が振り下ろされる。


「はあっ!」


―――ガキーン!!


 鉄と糸がぶつかり合い、甲高い音が(?)鳴り響く。


「むっ……」


 思ったより攻撃の威力が強い……正直僕筋力が……というかそもそもが筋肉が付きづらい体質だからなぁ……


「流石ですねナギさん!」

「いや普通に後方支援職にする攻撃じゃなくない!?」

「今更何を言ってるんですか!今ゲーム内最強を決める決定戦なんですよ!?しかも今決勝ですよ!?決勝まで来てる時点でこのゲームでは十分上澄み(うわずみ)ですよ!?」

「……それはそうかも……?」


 剣幕を繰り広げながら、怒濤の反撃を受けてしまった……反論が出来ない。

 と、そこで僕の分身が攻撃を仕掛けに行く。


「くっ!」



 流石に均衡が崩れかけてたから危なかった……


 ……圧倒的に手数が足りない……相手(すももさん)も少しずつ僕の動きに慣れてきてるし……もう少し多彩な攻撃手段があれば……


 ……僕がもし『蜘蛛ノ使役者(スパディナー)』ではなく『糸武術使い(スレッダー)』を選んで、〔糸武器生成〕を取得していたら、また変わったんだろうか……



―――? 何か前提が違う気がする……違和感……





―――っ! そうだ!今手に持っている武器は『ジャベリン(短槍)』、つまりは”槍”!


 ……別に〔糸武器生成〕が無ければ武器が作れないわけでは無い。

 勿論装備の補正値等は適用されないけど、形状を模倣し、動きを真似れば良い。


―――無駄な特性は要らない。【硬化】だけで良い。試しに剣を模倣してみる。

 『ジャベリン(短槍)』に念を込め、脳内で粘土のように形状を変化させる。


 刀身は平たく長く、グリップの見た目をした持ち手が出来、刃と持ち手の境界に一つ線が生成される。



―――現在の集中力も上々。このまま一気に攻める―――!

◆世界観設定

『『限界突破(リミットブレイク)状態』』

〔限界突破(リミットブレイク)〕を使用した時に発生する状態異常。HPが強制的に1に変更され、デスペナルティも増加する。

死亡、または発生後24時間以上が経過すると消える。

因みに装備の上昇値やバフ等が先に計算されるため、どう足掻いてもこの状態で1より上昇させるのは不可能。

ーーーーーー

【あとがき】

 矛盾や誤字脱字があったら是非ご報告を!コメントや☆も押してくれたら嬉しいです。リアクションも勿論嬉しいです。


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