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オリジナルファンタジー・オンライン  作者: 2You
第二幕 第二回公式イベント”戦産の宴”

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72/98

72.あれ?僕たちエンジョイ勢……だよね……?(ⅤS STR至上主義さん①)


 カルガさんとの激戦が終わり、準決勝。

 勝ち上がった選手は僕、そして対戦相手のSTR至上主義さん。もう一つの対戦カードの姉さん(ユキ)にすももさんだ。







 ……え?何か皆強くない!?普通に百万人の内の強者の殆どが身内なんだけど……うち(姉さんパーティー)ってそんなに実力高かったの……?一応エンジョイ勢のつもりで居たんだけども……


 ……こほん、一回気を取り直そう。



―――毎度毎度の掛け声が出される―――と思いきや、準決勝からは妖精ちゃん達が掛け声をすることに。


『用意―――』


 相手を確認する。豪華な赤色のローブを羽織(はお)った女性。多分装備的に魔法使いかな……?名前はSTR(物理)至上主義だけども……


『始めっ!』


 審判用NPCと比べると少しだけ気が緩むような掛け声で開始の合図が終わり、試合が始まった。

 するとSTR至上主義さん―――名前が長いから一旦トレ(STR)さんと呼ばせてもらうとして―――トレさんは、手に持った小さな杖の先をこちらに向ける。


「最初から全力で行かせてもらう!〔狂気なる魔法師(マジカルハッピー)〕!」


 トレさんの周りに大きな魔法陣が形成され、自らの足を固定するように帯型の紋章が張り付いていく。多分あれその場から動けなさそう……

 するとトレさんから攻撃する気配を感じ取ったので『ジャベリン(短槍)』や『盾』を速(すみ)やかに生成し、いつでも対処できるように構える。


「―――〔火炎魔法 【フレアランス・五重】〕―――」


 五本の火で出来た槍が―――


「―――〔火炎魔法 【フレアボール・七重】〕〔火炎魔法 【インフェルノフレア・三重】〕〔火炎魔法 【揺らめく炎の輝き《クエイクファイアグロー》】〕―――」


 炎の球が七個、洋風な竜の様な動作をする細長い猛火が三つ、星の様に輝く炎が一つ。その数はドンドンと増え、最終的には視界を埋めるような夥(おびただ)しい数の魔法が空を舞っている。


 ……対戦相手になるだろうから、って感じで見た前の第二試合とは大違いじゃん!第二試合の時は全然全力出してなかったって事!?

 って、ヤバい……こっちまで来てる!?


 これ……勝てるのかな……




―――半分少し諦めながら、準決勝に僕は挑むのだった―――


◆世界観設定

『姉さんパーティー』

ナギがそう呼ぶOFO内でのチームの事。

メンバーはパーティーリーダーのユキ(姉さん)、すもも、朔、ナギの四人で構成されるが、店を構える有名な生産プレイヤー、ショコラとも関係がある。

メンバーの殆どがランカーなどの有名人であるが、ナギは掲示板などをあまり見ない為良く知らなかった。

ーーーーーー

【あとがき】

 矛盾や誤字脱字があったら是非ご報告を!コメントや☆も押してくれたら嬉しいです。リアクションも勿論嬉しいです。


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