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オリジナルファンタジー・オンライン  作者: 2You
第二幕 第二回公式イベント”戦産の宴”

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56/97

56.なかなかに厳しい……

「じゃあシルシュのレベル上げでもしようかな?」

「シュー!」


 がんばるぞ!と言わんばかりに鳴くシルシュ。う~ん、流石にレベル1のシルシュに推奨レベルが30程度のここ([陽光の熱林])でレベル上げするのは酷だよな……

 いや、僕が糸で敵の身動きを取れ無くすればいいんじゃ……?


 ……うん、一回シルシュの攻撃でダメージが入るか試してみようかな?






 早速[陽光(ようこう)の熱林(ねつりん)]に来た。

 捕らえるのはどの敵にしようかな?

 そうだ!


「〔熱感知(ヒートディテクター)〕」


 僕は言葉通りに〔熱感知(ヒートディテクター)〕を発動した。

 〔熱感知(ヒートディテクター)〕での視点は、なんというか……そう!サーモグラフィーみたいな感じかな?

 まあサーモグラフィーと言っても温度ごとに色が変わったりはしないけどね……いやこれからどうなるのかは知らないけど……

 取り合えず、発動したら視界が少し青くなって、生き物とかが居たら赤く見える感じだね。因みに人を見たらちゃんとその人型になるし、例えば……この[陽光の熱林]に出るモンスター、『ヒートコッコー』だったらニワトリっぽい形に見える……って感じ。

 特定のモンスターを倒したいときには凄く便利。


 ……じゃあこの『ヒートコッコー』にしよう。僕たちは『ヒートコッコー』まで近寄り、スキルを発動する。

 

「〔遠隔糸術(えんかくいとじゅつ) 【遠隔糸生成(えんかくいとせいせい)】〕!」


 僕は『ヒートコッコー』の足に糸を巻き付け、逃げられないようにしたらもう一本生成してそのまま口も縛った。

 『ヒートコッコー』は口から火を吹いてきて危ないからね。

 勿論の事、【糸変化(いとへんげ)】で【熱耐性】を付与している。

 ……よくよく考えれば『コカトリス』の火吹き攻撃はこれがモデルなのかな……?まあ威力は段違いだけども……

 まあとりあえずシルシュに攻撃をして貰う。


「シルシュ!〔糸魔法〕で攻撃を!」

「シュゥー!」


 シルシュの腕から魔法を発動する際に出てくる魔法陣が出現し、そこから糸が『ヒートコッコー』に伸びていった。


―――6ダメージ。

『ヒートコッコー 【HP】244/250』


 僕は〔知識鑑定〕を使い相手の正確な体力を見る。

 なるほど……これはなかなかに厳しそう……‥

 シルシュの【MP】は125で〔糸魔法〕のアーツ、【マジックスレッド】の消費MPは5だからあと24回しか発動出来ない。

 まあ取り合えず今回は僕がHPをある程度削って……


「シルシュ!〔糸魔法〕を倒すまで沢山打って!」

「シュシュシュシュシュー!」


……

…

………



〈シルシュのレベルが三になりました〉



「よし、なんとか倒せた。でも流石にこれは他の場所に移さないとダメだね……」


 というかこれでも一応レベルは入るんだ……まあレベル差があるしね。


 でもこれパワーレベリングなんだよなぁ……


◆世界観設定

『〔知識鑑定〕』

使用者が持っている『知識』等を使用し、鑑定する。

二つ以上の『知識』系スキルのレベルが十以上なら解放。

ーーーーーー

【あとがき】

 矛盾や誤字脱字があったら是非ご報告を!コメントや☆も押してくれたら嬉しいです。リアクションも勿論嬉しいです。


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