27.残り二つの称号は……
残り二つの称号は割と化け物クラスなんじゃないか?
ーーーーーー
『不可能を可能にする者』
レアリティー レジェンダリー
条件 運営が決めた『不可能』を『可能』にした際に入手できる。
効果 スキル〔防御無視〕の入手
ーーーーーー
〔防御無視〕
パッシブスキル。
攻撃を与えた際、ダメージを直接HPに与える。
ーーーーーー
『超越し続ける者』
レアリティー レジェンダリー
条件 『ウルトラジャイアントキリング』からの進化。
レベル差が100以上ある敵対存在を倒していたら入手できる。
効果 スキル〔限界突破〕の入手
ーーーーーー
〔限界突破〕
発動した際HPが1に固定されるが、全ステータスが5倍になり、状態異常も効かなくなる。
また、デスペナルティーの効果時間が48時間に延長され、ステータス減少割合が5割になる。
ーーーーーー
〔限界突破〕はまだしも〔防御無視〕は本当に強い……
極論で言えば【物理】が9999で【HP】が1だったら本来10000ダメージ必要なのがたったの1ダメージだけで倒せるようになっちゃうからね……
まあ〔限界突破〕は〔限界突破〕でデメリットはあるけどステータスが5倍になるのはアツい!
―――要するにめっちゃ強くなったぞー。って事だ。
……そうだ!折角だし姉さんとすももさんを呼ぼうかな。
二人にメッセージを送ってっと!
結構直ぐに返信が来た。どうやら二人とも来てくれるみたいだ。
因みにその二人ともう一人でパーティーを組んで遊んでいるらしい。
確かに剣士というオールラウンダーな前衛職と魔法使い。それともう一人は神官らしいから相性が良いのか。
集合場所は東の街の宿屋の食事場らしい。そこで待っていると三人組の少女たちが来た。
「やっほーナギ!」
「こんにちわ!」
「こ、こんにちは……」
最初に喋ったのが我らが姉さんのユキ。
二番目の元気な声を出したのはオレンジ色にポニーテールの(ゲーム内で)初めてフレンドになったすももさん。
最後に落ち着いた……というより緊張したような喋り方をするのは朔という名前の灰色に薄い青が掛かった短髪のメカクレ少女だ。
そして姉さんが話しかけてくる。
「そういえばナギはランキング受賞した?」
「うん、一応したよ?」
「そう!私も受賞したよ!」
「わ、わたしだけ取れませんでした……」
「あー…支援ランキング一位は僕だね……」
そこで、すももさんが疑問を発する。
「あれ?ナギさんって支援系の職業でしたっけ?」
「いや、ただ単にポーションを投げまくってただけだよ?」
「ぽ、ポーションだけでなんて凄いですね……わたしは回復魔法も持っているのに……」
朔さんの表情が暗くなっていく。そして僕がすかさずフォローをする。
「ま、まあ回復だけが支援じゃないので……」
いや、どういう計算でポイントが入っているのか公表されていなかったから本当にそうなのかは知らないけれどね。
そう思っていたらそろそろ時間が来る。
外に出てみたら既に周りは人混みが酷い……
「ちょっと別の所に移動できないかな……」と相談したら、「……そうだ!屋根に上ろう!」と、案が出てきた。
確かにそれが一番快適なの……か?
そう思いながら屋根に上る。糸を使って。なぜか他の人に驚かれた―――ってよくよく考えたらこれはレア職業限定なのか。
まあそれは置いといてとりあえずそんな感じで屋根に上ってきた。
後は待つだけだね。
因みに五分前ぐらいから空に配信待機画面みたいなものは出てきていた。
そしてついに―――!
『―――それでは!第一回イベント”街襲撃”!結果はっぴょ~!』
◆世界観設定
『称号』
特定の行動をしたときに入手できるアチーブメントのようなもの。
効果があるものと無いものがある。
レアリティーがあり、高いほど効果が強い。
因みにOFO公式サイトに称号の数のランキングが載ってある。
ーーーーーー
【あとがき】
矛盾や誤字脱字があったら是非ご報告を!コメントや☆も押してくれたら嬉しいです。リアクションも勿論嬉しいです。




