2.論理的にダメ。
〔注意〕最初の設定と全く別のものになっているので第一話を見てきた方が絶対にいいです!混乱します!
『次はチュートリアルです!最初は基本操作を教えますね!まずは―――』
気を取り直した妖精ちゃんの話を纏めると、『メニュー』と唱えるか念じるとウィンドウが出てきて、ウィンドウでさっき作っていたステータスやその他機能が使えるようだ。
それぞれの機能の解説もしてくれた。
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◆ステータス
自分の能力値やスキルが見れる。
◆装備
自分の装備しているアイテムが見れる。
◆アイテム
入手したアイテムが見れる。
◆フレンド
フレンドになった人と連絡ができる。
◆GMメール
バグを発見したときや、迷惑プレイヤーを見つけたときにメールで運営に連絡できる。
◆BBS
電子掲示板を閲覧できる。
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という感じだ。まあ今解説してくれたのはあくまで重要なものだからほかにもあるかは自ら確認してほしい、と補足された。
『次は実戦!実際に戦ってみるよ!これぞファンタジー!いろんな武器を置いておくから好きに使って一番良いと思ったやつを選んでね!』
ゴゴゴゴ、と武器が置いてある台座的なのが出てきた。
じゃあ僕は何の武器を使おうかな…じゃあ王道の剣でも、と武器に触れた瞬間———
———バチンッ!
ん?あれ?
もう一度触れてみる。
―――バチンッ!
あれぇ?
「妖精ちゃん。どうなってるの?」
『え~っとログを確認したところ・・・職業『糸使い』によって武器の装備が不可のようです』
「へ?」
え?どゆこと?つまり・・・
『強制縛りプレイですね!』
・・・沈黙が走る。
「・・・よし、気を取り直して行こう!えーと武器が使えないから魔法・・・」
『取得してませんね・・・流石にそれは私も同情します・・・』
「ま、まあ!〔糸術〕次第だから!えーっと使えるアーツは・・・」
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〔糸術Lv.1〕
アーツ
【糸生成】消費MP5
糸を生成する。スキルレベルが上がれば消費MPが下がる。
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「え?説明これだけ?」
『そうみたいだね』
「スゥッ―――戦える?」
『さあ?何せレア職業なので』
・・・再び沈黙が走る。
「ま、まあものは試し。早速やるか!」
妖精ちゃんが角の生えた兎を召喚した。
ちょっと〔識別〕を使ってみるか。
―――ホーンラビット Lv.1
「ホーンラビットか。そのままなんだね」
『その方が分かりやすいので!』
「じゃあ早速ッ!〔糸術 【糸生成】〕」
妖精ちゃんが『こういうのはイメージですよ!』って言ってたから……ちょっと外から見たら即動物愛護団体に通報されそうだけど、2mの糸を兎の近くまで飛ばして先をクルッとしてそのまま兎に巻き付ける。
……うわムズッ!めっちゃ集中力使う!
ふー。え、っとそのまま締め付けるのは流石に論理的にダメな気がするから……
操作して砲丸投げみたいにクルクル回転をして、かっらっ!
———ふんっ!
兎が空の彼方へと飛び去った。
「妖精ちゃん。これでいいかな?」
『まあ・・・いいでしょう。コホン。チュートリアルクリアおめでとう!これで君も立派な冒険者だ!正式稼働は明日から!まーたねー!』
そうして僕はログアウトした。
◆世界観設定
『妖精ちゃん』
OFOの公式サポートAI。同時に何百体も存在しており、AIの中では高い知能を持っている。あと迷惑なプレイヤーに怒っている。
緑色の髪に黄色の瞳で手のひらサイズの明るい女の子。
因みにOFO公式ホームページなどでも妖精ちゃんの姿が見れる。
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【あとがき】
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