地獄の倉庫巡り...なんだぜ
俺は...
「はぁ~」
溜め息を吐きながら、第一保管庫と呼ばれる場所に立っていた。
「ゲビック!溜め息なんか吐いてないで、早くコッチに来て!!」
「セーやんの言う通りやで?早よ来ぃ〜や?!」
急かす嬢ちゃんに、何故かワクワクしてる相棒。
「何で動作確認如きでご機嫌なんだよ」
「何でって、アンタがどないなモン作ったか見れるからやん♫」
そんなやり取りをするドワーフを見て
「ラブラブね♫」「「違ぇ〜から!」」「息ピッタリね♫」
ワザと曲解する嬢ちゃんに辟易してると
「コレ何なん?」「...ちょっとゲビック?答えて「嬢ちゃんが答えてやんなよ!俺ぁ忙しいんだよ!!」...ソレもそうね」
いつもの「何々なぁ〜に?」が始まった。アレに付き合うと、時間が幾らあっても足りやしねぇ...が
「ちょお待って!?なぁゲビック?!ココには「ネェよ!」まだ何にも「ネェよ!」...そ〜でっか」
今回はガチで付き合ってられねぇ。何故なら第一保管庫は、今相棒が気付いたように...全て未完成品だからだ。
もう一度言おう。第一から第八まで全て...保管庫と名付けられた倉庫は全て、未完成品だ。因みに倉庫以外の保管庫は普通に保管庫だ。
そして約1時間後...第一にある要チェック品の確認がおわった。
「さて...第二に行くか」「あ!ウチ「次に行くぞ。覚えたんだろ?」ひぃ!」
俺は相棒の首根っこを抑えながら、隣の倉庫に入り
「見ててやる。ヤれ」「うぅ...今日は付いてこんかったら良かったわ」
手元の資料を半分渡して相棒の作業手順を確認する。
「良し、上出来だ。なら渡した分は頼むぞ」「嫌やぁ...」
嘆く相棒を背にして、第二保管庫の入口に立ちながら
「全部で八番まである。お前は第二から第五までだ」
「一個多ない?」「俺が第一終わらせただろうが!」「せやったわ」
危うく気付かれるかと思ったが大丈夫なようだ。だが一応保険をかけておくか。
「番号は続いてっから近くて楽だろ?それとも番号を交互にすっか?」
「イヤや〜!このままでえぇわ〜」「なら文句言うんじゃねぇ」
そう言って俺は第六保管庫へと向かう。そして当たり前のように嬢ちゃんは...一通り相棒に説明した後、姿を消していた。もし居残っていたら、自分がヤるハメになる事を知っているからな。
「上手いこと逃げ出したんだ。告げ口なんてしねぇだろ」
俺は嬢ちゃんが共謀者になった事に安心しながら、離れちゃいるが第六倉庫へ行き作業に入る。
「第八はまだほとんど(未完成品が)入ってねぇからな」
実質第六と第七が終わったら終いだ。
そう思っていたが...
「ちょおアンタ!手伝い〜な!」「何でだよ!?オメェのノルマ「ゲビックぅ⤴?」な...んで居るんだよ?」
何故か嬢ちゃんが相棒を連れて来て、折角の計画がパーになっちまった。
しかも「初めてやる人に押し付けてんじゃないわよ!」と言って説教される始末だ。
因みに
嬢ちゃんは...花摘みに行っていただけっ...!だったんだぜ。
※セシル「せめてお花摘みって言いなさいよ!」(飛び蹴り!)
読んで頂きありがとうございます(╹▽╹)
☆☆☆☆☆評価…可能であれば…
リアクション……お気軽にして頂だけたら幸いです♪
感想、レビュー…ハードル高いと思いますが頂だけたら嬉しいです(≧▽≦)b"




