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てがみ屋。  作者: 雪華
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プロローグ

本当に何気ない、普通で、いつもと変わらない。ある日のことだった。


「母さん、ただいま。」

「おかえり。」


いつも通りの会話と風景。

何も変わらないはずの一日が、そう思っていた一日が。


まるで地獄のような日々が始まる一日になるなんて。


誰が予想できただろう。

誰も予想なんかしていないさ。

突然だったんだ。何もかもが。

突然変わったその表情、その言葉、そのしぐさ。

突然向けられた刃物の切っ先。


何かが狂いだした。

一定だったはずのものが不規則になった。



――突然、俺の日常は非日常に変わった。


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