表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
超短編集  作者: 生丸八光


この作品ページにはなろうチアーズプログラム参加に伴う広告が設置されています。詳細はこちら

5/20

勇者の勇気

「魔物が来ます!」

「そうか!」

勇者は勢いよく立ち上がった!が、

『うっ・・』

呻き声を漏らし、再び便器に腰掛ける・・

「勇者様!早く出て来て下さい!」

「ちょっと待ってくれ・・まだ出そうなんだ・・」

「出そうってウ○コの事?」

「うん、だから出れない」

「出れないって・・魔物の大軍が迫って来てますよ!」

「仕方ないだろ・・あぁ・・昼に食ったキノコがマズかったみたい・・」

「マズかったって、旨い旨いって、いっぱい食べてたじゃないですか!」

「旨くて食べ過ぎた・・って言うか、あれ毒キノコだな・・目眩(めまい)がするし、幻覚も見える・・」

「そんなぁ~・・魔物と戦えるんですか?」

「ちょっと無理かも・・お前に任すわ・・」

「任すって・・無理ですよ、戦うなんて・・私は僧侶ですよ・・」

「僧侶でも・・死にたくなかったら・・戦うしかねぇだろ・・」

 そう言って勇者は、トイレから出て来ない・・

「勇者様~・・まっ魔物が目の前に・・あぁ~・・もうダメだ~」

 僧侶が死を覚悟して目を閉じた瞬間!勇者がトイレのドアを蹴破り飛び出した!

「どこだ!魔物は!」

 僧侶は勇者の足元で身をすくめながら

「めっ目の前に~」

 勇者には魔物の姿が見えない・・

「何処にも居ねぇじゃねぇか!」

「いるでしょ!目の前にいっぱい~」


「そう言えば・・お前も、あのキノコ食ってたな・・」

 そう言いながら下半身丸出しで剣を構える勇者は、溜め息と共に僧侶の頭上でウ○コを漏らした・・


「ひぃ~出たぁ~っ!」


(終わり)






 



評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ