アメリカ合衆国本土初空襲2
アメリカ合衆国陸軍航空軍とアメリカ合衆国海軍航空隊・アメリカ合衆国海兵隊航空隊が全力で離陸させた迎撃機は、次の通りになった。アメリカ合衆国陸軍航空軍はP-51マスタング、アメリカ合衆国海軍航空隊とアメリカ合衆国海兵隊航空隊はF7FタイガーキャットとF8Fベアキャットであった。
本土空襲を防ぐ為に離陸した各航空隊の機数は総数で600機近くに達した。だがその離陸するアメリカ合衆国の戦闘機の離陸は、三式艦上早期警戒管制機に早々に捕捉され飛行高度や速度は全てが逐一、連合艦隊機動艦隊の空母航空隊にリアルタイムで送信されていた。
そして航続距離の関係からまずはジェット戦闘機烈風二型が前方突出を行い、速度を活かして襲い掛かった。そして最大速度900キロで突入し噴進弾を斉射した。離陸したアメリカ合衆国各航空隊のパイロットの大多数は促成培養で育成され、練度と経験不足が大きく目立った。訓練教官には大日本帝国のロケット弾は破壊力が高く、近接信管により命中率が良過ぎると説明されていたが口頭での説明だけでは、今回の出撃に何の役にも立たなかった。
その為に回避行動は遅れ過半数以上が噴進弾と誘爆により撃墜された。そしてジェット戦闘機烈風二型は突入を続け、30ミリ機関砲4門と13ミリ機銃6門を斉射した。F7FタイガーキャットとF8Fベアキャットは防弾装甲を装備していたが、特に30ミリ機関砲の徹甲榴弾はF7FタイガーキャットとF8Fベアキャットの防弾装甲を容易く貫通し、内部で炸裂し次々と撃墜した。
その弾幕と噴進弾の攻撃でアメリカ合衆国各航空隊の編隊は、もはやズタズタだった。そしてそこに陣風改艦上戦闘機が突入して来た。その突入は仕上げに近かった。25ミリ機関砲2門・13ミリ機銃6門・50キロ噴進弾20発による攻撃は、混乱状態のアメリカ合衆国各航空隊の編隊には避けようが無かった。
回避行動を行っていた機体もジェット戦闘機烈風二型と陣風改艦上戦闘機に追い付かれ、次々と撃墜されていった。それは空戦よりも殺戮に近かった。アメリカ合衆国各航空隊パイロットの練度不足が致命的に表れていた。これにより迎撃機は僅か数十分で全滅したのだ。
これにより流星艦上攻撃機・重陸上攻撃機深山・重爆撃機連山の行く手を阻む存在は無くなった。そして無防備なサンフランシスコの都市への空路が開かれたのである。




