北アフリカ平定戦2
北アフリカ平定戦は連合軍の総攻撃から始まった。
『大英帝国陸軍北アフリカ方面軍司令官のバーナードモントゴメリー大将が指揮する連合軍は、北アフリカのエルアラメインでアメリカ合衆国陸軍に対して総攻撃を開始した。
北アフリカ戦線の連合軍は陸軍兵力がオーストラリア陸軍10個師団、ニュージーランド陸軍8個師団、トルコ陸軍7個師団、イラン陸軍10個師団、大英帝国陸軍20個師団となっていた。そして海軍兵力として第4〜第6機動艦隊から軽空母千歳級等が艦隊再編に伴い移動し、新たに編入しての艦隊再編が行われ第7〜第9機動艦隊として再編されての初の作戦として参加する事になった。
そしてエルアラメインに展開するのはアメリカ合衆国陸軍の第1機甲軍団のジョージパットン中将であった。連合軍の陸軍兵力は大日本帝国の軍事援助を受けており、全ての兵器が大日本帝国製に統一されていた。大日本帝国は量産体制の構築により43式弾道弾も大量生産を行い、43式弾道弾も軍事援助により提供していた。その為に連合軍の総攻撃は43式弾道弾の斉射から始まった。
超音速の轟音が北アフリカの大地に轟きその破壊力による混乱状態の最中に、モントゴメリー大将率いる連合軍陸軍兵力が突撃を開始した。43式自走式多連装ロケット砲カチューシャの支援攻撃を受けて、三式重戦車を戦闘に重厚な弾幕を形成した。
パットン中将の指揮する第1機甲軍団は新型重戦車のM26パーシングを配備していたが、三式重戦車の装甲を貫徹出来なかった。それに対して三式重戦車は簡単にM26パーシングの装甲を貫徹し、撃破数を増やした。フランスがスカウトしたドイツ人技術者が開発したV号戦車パンターとVI号戦車ティーガーI型も、三式重戦車の装甲を貫徹出来ずに逆に撃破されていった。その三式重戦車の能力にパットン中将は我が目を疑った。何せ主砲が巨大過ぎた。M26パーシングやV号戦車パンターとVI号戦車ティーガーI型を全て一撃で撃破していった事から、かなり巨大で長砲身の主砲を搭載していると思われた。
それに反して主砲弾を弾いている事から強固な装甲を有し、その重量でありながら高速で走り回れる為にエンジンも強力な物を搭載しているとパットン中将は判断した。あまりにも性能差があり驚く事態だったが、パットン中将は陸軍航空軍に航空支援を要請した。
その間にも43式弾道弾と43式自走式多連装ロケット砲カチューシャは雨霰と降り注いでいたのである。』
小森菜子著
『欧州の聖戦』より一部抜粋




