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帝國連合艦隊〜史上最大の空母艦隊出撃!!〜  作者: 007


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イタリア王国救援軍

大日本帝国海軍連合艦隊第4機動艦隊の、第2次地中海海戦勝利により大日本帝国陸軍の第1第2方面軍は、無事にイタリア王国に救援軍として到着した。そして1943年5月1日到着した両方面軍司令官の石原莞爾大将と阿南惟幾大将は、イタリア王国首都ローマの統合軍参謀本部に向かい作戦会議に参加した。両大将をイタリア王国軍参謀総長の、ヴィットーリオアンブロージオ大将は直々に出迎えた。熱烈な歓迎に石原大将と阿南大将は驚いた。だがそれだけ切羽詰まっている事だと理解し、石原大将と阿南大将は気を引き締めて作戦会議に臨んだ。

統合軍参謀本部の作戦会議室にはイタリア王国軍の錚々たる将官達が集まっていた。そして始まった作戦会議だが、イタリア王国の戦況は芳しく無かった。フランス共和国とオランダ王国による侵攻は激しさを増しており、アルプス山脈防衛線が突破されポー平原での激しい攻防戦が続いていた。参謀総長アンブロージオ大将は侵攻するフランス共和国とオランダ王国を、古代ローマ時代のポエニ戦役になぞらえ『20世紀のハンニバル』と称した。

強大な兵力と技術力により強敵ではあるが、古代ローマと違い我々には大日本帝国という頼りになる同盟国がいる、と力強くアンブロージオ参謀総長は語ったのである。それにはイタリア王国軍の将官達も大きく頷いていた。今やイタリア王国への軍事援助は過去最大規模になっており、大日本帝国の戦時量産体制が整った事により驚くべき量が送り込まれていた。

大日本帝国の大量生産による各種兵器は、同じく大量建造された戦標船の甲種である一般貨物輸送船に積み込まれて、イタリア王国に輸送され一部はその戦標船毎譲渡された。陸軍兵器・航空機のみならず、海軍の艦艇もイタリア王国に譲渡されていた。それがイタリア王国が戦争を続けられる理由でもあった。

アンブロージオ参謀総長は大日本帝国は、軍事援助のみならず航空隊を派遣し、更には陸軍部隊や海軍艦隊も派遣してもらい直接的に援助して頂き、感謝しているとお礼を述べた。その後には将官達も口々に感謝を述べていた。

恐縮する石原大将と阿南大将であったが、石原大将は気を引き締め直して派遣兵力の説明を始めたのである。

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