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昇天一号

目をそらすなって……言うけどさ……。

恥ずかしくて見れねーよっ!

リリが私を意識しながら、レンに口づける。

レンはと言うと、首をブルブルふるも、顔を押さえられ、舌まで入れられていた。

「ん……っ」

リリが甘い声を出す。だが、一方で

「んーっ!んーっ!」

レンは苦しそうに手をばたつかせていたのだった。


で、ララたちは、

「お姉ちゃん、この穴は何?」

「気持ちよくなる穴よ」なぜか即席性教育が始まっていた。

「広げていい?」

「だ、だめ……っ!ゆっくりにして……」

ロロが興味津々という感じで覗き込んでいた。

ってなんで私は凝視しているんだっ!

いけないいけない。


しかし、全体を見渡すと、


リリが熱っぽい視線を送ってくるのを覗けば、


もはやみな目的を忘れているらしかった。


レンに至ってはもうリリの攻撃を食い止めることしか頭にないらしい。


「いやっ、いやだっ!」

必死に抵抗するレン。

彼女の目の前には、

市販のもので最強と言われる

「昇天一号」があった。

もはやそのスケールは、人間のサイズではない。

例えるなら小型クジラのブツである。

単一電池で動くソイツが蛇のようにクネクネ動く。

「すぐに気持ちよくなるわ……大人しくしなさい?」

不適に笑うリリ。

「絶対入りませんっ!」叫ぶレン。

「やってみなきゃわからないわ」

とリリ。

「いやだいやだいやだっ」

レンは半泣きである。

私はなんだか複雑な心境でその姿をみていたのだった。

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