第1話 初めての武器
最初に言っておきますが、ネタ切れがおきたら完結せずに終わります。続きを書くかどうかわかりません。
ダンジョンができてから早10年。
危険だといわれていたダンジョンも今じゃ一般人に人気のある1つの職業になりつつある。
そんな彼もダンジョンへ潜ることを夢見ていた。
「今日から探索者だ!楽しみだ!」
彼の名前は多賀 吉。
今日で18歳となり、ダンジョンに潜る資格をようやく得ることができるのだ。
ダンジョン講習は18歳以下でも受けることができたため、ペーパーテストは前から余裕もって合格していた。
「日本で3番目にでかいダンジョンって聞いてたけどやっぱでけぇな。」
吉はダンジョンへと向かうために自転車で向かっていた。
ダンジョンの場所は琵琶湖の中心に位置していた。
泳いで渡る人がたまにいるが、ダンジョンには危険が存在する。
そのため、泳いで体力を使うのはバカのすることだ。
「おじさん、ダンジョンまでお願いします。」
「はい。往復500円ね。」
吉は琵琶湖の近くにできたボート屋さんに自転車を停め、おじさんにお金を払い、ボートでダンジョンまで向かってもらった。
琵琶湖の中心には神殿のような建物が存在した。
おじさんにボートを横につけてもらい、神殿へと目を向けた。
「1時間後にまた来るから。それ以上かかるようだったら延長料金100円追加ね。」
「はい。送ってくれてありがとうございます!」
そして吉はおじさんを見送り、ダンジョンへと足を踏み入れた。
中に入るとたくさんの屋台と大人数が存在した。
一階層には魔物はいるが、虫が数匹程度なので踏み潰して進む者が多いのだ。魔石やドロップアイテムを落とさないので無視する者が多いのが現状だ。経験値もろくに貰えない。
そのため、安全地帯として活用されて休む者から商売をする者までいるのだ。
まだ一階層は探索しきれていないのもあり、今いる空間より奥の道は未知のままだ。
2階層への階段は今いる空間にあるのだ。
「知識では知ってたけど逞しい人達だな。」
吉は装備を整えるため、売っている屋台を見つける。
「おじさん、いい装備はある?」
「お前さん、高校卒業してすぐに来たな。」
「え?どうしてそれを?」
「素人くせえからだ。いい装備ってのは自分で見つけるもんだ。あと若い。気を悪くしたらすまねぇ。」
どうやらこのおじさん...もとい金木さんはよく初心者がよく買いにくることが多いと話していた。
「じゃあ、自分で選ばないといけないんですか?」
「まあ、落ち着け。いくら素人とはいえ武器は扱えん。いいのがある。短剣だ。これなら小回りも効くし、メイン武器として扱う必要もない。ダンジョンにはいくらでも武器はある。自分で探せってことだ。」
吉は金木さんから短剣を購入し、ダンジョンロッカーに自分の荷物を預けにいった。
「よし!ダンジョンライフ開幕だ!」
そして吉は短剣を持ち、ダンジョンの1層の奥へと向かった。
ダンジョンロッカーとは地上にあるロッカーと全く同じ構造。
違うのは、代金を自分の体内の僅かな魔力で支払うことです。




