表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
6/12

うさぎのウサ


うさぎのウサ。

それは私のファーストトイ。

マゼンタ系のピンクに、白いリボンの首飾り。

ウサという名前は両親のどちらかが付けたらしい。

25年前。

私がこの世に生を受ける数週間前に。

私の最初の友達になるために、我が家に来たうさぎのぬいぐるみ。


小さい頃の写真はウサと一緒に写っている。

私の最初の友人で。

私にとってはどこか姉のような存在で。

小学校に入ってからは「友達とケンカしたの。」とウサに吐き出す日もあった。


そんなウサも25年。

流石に毛玉も付いていて、年季の感じる面構え。

それでも手放す気になれなくて。

ひとり暮らしのワンルーム。

ベッドの上にウサはいる。


同期や同級生が少しずつ親になりはじめて。

SNSにあふれ始めた小さき命。

こんな小さき頃から、君は私を見守ってくれていたんだね。

どうかこの先も私のよき友でいて欲しい。

四半世紀を共に過ごしたのだから。

次は「半世紀も一緒だよ。」と私のひとりごとの相手をして欲しい。

君は私の最初の友人だから。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ