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コップの水
私の胸の内にあるコップ。
常に水は8割溜まって。
大きな負荷がかかったとき、それは溢れる。
まるでお湯を張りすぎてしまったお風呂のように。
どうにか溢れないように。
好きなものに触れ、時には信頼できる人たちと息抜きをして。
少し水を抜いて余裕を作る。
あっという間に溜まってしまうから。
もし、溢れてしまったら。
それは涙となって頬を濡らす。
ひとりで突然泣き出して涙が止まらなくなるから、周囲の人が驚いてしまう。
だから、ひとり部屋で泣く。
誰にも迷惑をかけないように。
ひとり、わーーーーーっと声を出して泣き続ける。
溢れた水を感じるのだ。
少し落ち着いたらペンを執る。
お気に入りのノートに今の感情を綴っておく。
いつか見た私に届くように。
どうして苦しくて、どうしてつらくて、何をどうしたらよかったのか。
時に過呼吸になりながら、自分の生と向き合う。
まだ止まるわけにはいかないから。
このコップの水位が下がった今は。




