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激突! 馬ケ背高校VS大淀川高校⑤

今回はだいぶ短めです。


『ナイスキー! 三枝先輩!』

 馬ケ背高校のウォームアップエリアにいる一年と秋穂、葵、恵が声を上げて三枝に称賛の言葉を贈る。

「三枝先輩、ナイスキー!」

「よくあんなスパイク打てましたね。体制の悪い中で」

 朋紀と朱莉が三枝に近づく。それを見た華、咲良、薫も少し近づく。

 三枝は微笑んで周りにいるチームメイトに言う。

「レシーブが乱れたら頂戴、といったんだ。決めなければもったいないだろ。それに私はキャプテンだ。そして、お前たちのあれだけのこと言ったんだ。これくらい決めなければただの口だけ野郎になってしまうからな。私が口だけの女にならないためにもしっかり働いてくれよ」

「はいっ!」

 そして皆それぞれのポジションに戻っていった。

 薫はただただ三枝の背中を見ていた。

 結局、一セット目は馬ケ背高校が追い上げるも二十一対二十五で大淀川高校が先取した。

 セットの後のコートチェンジになり、お互いに場所を移動する。

 その時、薫はボトルとタオルをもって集団から抜け、そのまま体育館の外に出ていく。

「か、薫——」

「そっとしておけ」

 実の姉である葵は励ますために薫を呼び止めようとするが、三枝に止められる。

「姉のお前が行っても薫はなにも変わらん。それにお前は次のセットに出るんだから準備運動しておけ」

 葵は薫の出て行った出入り口を一度見て、チームメイトの元に戻っていく。

(まったく、葵の妹思いすぎる性格はどうにかしないといけないな)

 三枝は戻っていく葵の背中を見ながらそう思う。そして視線を二階席の誰もいないところに向ける。

(それに薫の方は大丈夫だろう。あの子は葵の思っている以上に強い心を持っている。落ち込むとしてもただ落ち込むだけではないだろ。それに、彼もほっとけないようだしな)

 三枝は二階席から視線をはずしチームメイトの元に戻る。


読んでくださってありがとうございます。

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