第7話 かつ男くんからのご相談〜AIで困ったマヨ 前半
「華子と夏子のお悩み相談室!!
夏、夏、夏、夏、ココ夏ちゃん!海開きカウントダウンスペシャル。
春にいちゃん、拍手。」
〜パチパチパチパチ…〜
「四国生まれ、四国在住の大学生、かつ男くんからのご相談です。
僕はカツオのたたきをいっぱい食べてすくすく育った、四国男児の文系大学2年生です。
ちなみに、僕は塩たたきが好きです。
あら、かつ男くんも塩が好きなのね。
私もタレより塩派かな。すっごく美味しいよね。」
「はい、はい、はい、俺、断然にんにくマヨ派!」
「はい、そこのマヨラーさん。
あなたの好みは聞いてないですよ。
夏ちゃん、続きよろしく。」
「マヨ、、いいわよね、、って、リスナーさん。
全く、脱線させないでくださいね。」
「ごめんマヨ。」
「僕は今、梅雨の部屋干しされた洗濯物のように悩んでます。
悩みの原因は、最近急激に勢力を拡大してきた招かざる新参者、そう、AI、生成AIって奴なんです。
僕、ちょっと人見知りなんで、大阪とかの都会で、総務や経理とか内勤のデスクワークを、地味に目立たずこつこつやっていきたいって思っていたんです。
しっかり5時半まで仕事やってから、おっさん達とガード下で、あーだこーだ愚痴りながら一杯やるのが夢なんです。
それから、新人の女の子に仕事教えてる内に仲良くなったり、、出来たらいいなって。
でも、最近、ネットとか見てると、そういう仕事、5割、いや7〜8割は近い内に無くなっちゃうとか言われてるじゃないですか。
一割の人間で10倍の仕事をとか、ええっ、急にそんなこと言われたって。
どうして、僕の小さな夢が、、、本当に困っちゃいます。
確かに、最近、心なしかそんな仕事の募集も減り始めてる気がします。
営業やサービス業とかは残るみたいですが、内弁慶万年トップクラスの僕には、やっていく自信がありません。
ここは、僕も時代の変化に合わせて、生成AIとか勉強した方がいいのでしょうか?
先輩とかは、もう、卒論とかまでAIで作ったりしてて、マジ便利、神っとか言ってます。
最近僕は、この雑念を払うため、この夏四国88ヶ所お遍路で精神修行しようか、でも、チャリしかないから大変かもとか、更にまた悩んでます。
僕も、高知の荒波に乗るみたく、AIのビッグウェーブに乗っていかないといけないのでしょうか?
そもそも、AIって必要なんですか?
華子さん、夏子さん、この苦境を乗り切るアドバイスをもらえたら嬉しいです。
ちょっとだけ七味マヨラーのかつ男より。」
「あら、かつ男くんもマヨ派なのね。
お姉さんも大好きよ。
質問は、、、話題の、、AIね。
私、正直生成AIとかよく分からないわ。
華ちゃんは?」
「ああ、わしは興味無いな。
なんか、面倒くさそうだし。
昔から、みんながやりだすと、死んでもやりたくなくなる性分だしな。」
「わかるっ、私もそういうとこある、リスナーさんは?」
「あっ、あれっすね。
あれ、まじヤバいっす。
マヨ付ければ、何とかいけるかも。」
「全く、リスナーさん、分かってます?」
「教えて、、、マヨ。」
「まあ、かつ男くんの悩みももっともじゃな。
わしも、最近疑問に思っておったわ。
莫大な金をかけ、巨大なデータセンターとかでとてつもない電力を消費する割に、庶民の生活にたいしてメリットがあるようには思えん。
圧倒的なエネルギー消費に関わらず、例の反対意見も余り聞こえん。
国も、AI助成金や支援金でバンバン後押ししてるのもなんか気持ち悪いしな。
しかし、結果、人間の仕事はどんどん減っていく。
さらに、人間がアホになる代わりに、AIはますます学習し膨大な知識を増やし続ける。
そんなに、AIに学習させてどうするんじゃ。
なんかおかしいと思うのは、わしだけではあるまい。
しかし、この流れもはや止められないようじゃな。
ならば、しかと答えねばなるまい。
四国の美しき自然に育てられた、ちょっとだけ七味マヨ男児、かつ男くんの相談にな。」




