入隊
雑談をしながら訓練所に向かっていると等々ジン達は騎士団の訓練場であろう場所まで来ていた。そこでは騎士の甲冑を身に纏った者達が一対一の模擬戦をしている最中だった。
ジゲンが訓練場に入ってきたの目にした皆よりも少しだけ高価そうな甲冑を着た壮年の男が近づいてくる。
「団長、今日は休養の日では?」
「おお、ガイル少し話があってな先日の件覚えているか?」
「はっ!あの件ですか」
「そうだ、こいつら三人だ」
「承知しました。では場所を移しましょう。デイダラ殿とテンゼン殿とジン様、団長もこちらに」
「様はよせ、様は。お前の部下になる。特別の扱いはするな」
「承知しました。ではこちらに」
ジン達はガイルに連れられて執務室であろう場所まで来てから話が再開する。
「私は、青龍騎士団副団長のガイルである」
「よろしくお願いします」
ジンに続いてデイダラとテンゼンも挨拶を交わした。
「では、早速、デイダラ殿とテンゼン殿にはこの後幹部会議に出ていただきたい」
「りょーかい」
デイダラはいつものように軽く挨拶をする。一様は部下という名目で入るはずのデイダラの態度にジンは一瞬ヒヤッとするのガイルは顔色一つ変えずにジンに向き直る。
「新兵!貴様は小隊長を任せられていると聞いたが、間違い無いか?」
ガイルはあらかじめジゲンから話は聞いていたが、ジンが小隊長からの始まりを知っているか事実確認をする。
「はっ!承知しております」
「よろしい、ならば明日明朝より貴様は我が青龍騎士団の一員だ!心して職務をこなせ!何か質問はあるか?」
「はっ!自分の部下はどの様な者たちでしょうか?」
「......追って伝える」
「承知致しました!」
ジンはガイルの間に少しだけ不安を煽られたが、特に何も言わずに頷く。
「尚!貴様の身分は秘匿されている筋書きでは他の団から移動してきた貴族の小隊長ということになるが問題ないか?」
「問題ありません」
「また貴様が所属するのは第二大隊である。今日は非番のため後日また隊員達に紹介する。質問があるか?」
「ありません」
隊長と聞いて二つ目の話を聞き流しどう部下を訓練すればいいのか既に考え初めていた。
「では、わしも幹部会議に顔を出すとするか」
「承知しました」
「ジン、お前は先に帰っておれ」
「了解」
こうしてジンは部下の訓練をどうしたものかと頭を悩ませながら帰路につくのだった。




