前へ目次 次へ PR 27/118 「地ビールの日」 夜、縁側にて。 「じゃーん、地ビールのうたたね兎です!」 「じびぃる」 「ご当地で酒造された麦酒ですね」 「おぉ、酒か! 良いぞ良いぞ」 酒と聞いた瞬間機嫌の良くなった彼女。ラベルに印刷された可愛らしい兎の絵を傾け、ジョッキに注いでいく。 「ほう、泡が出るのか」 「これ、野苺を使っているらしくてお酒自体も赤いですよね。あ、気をつけ」 「まぁ良いではないか。まずは一口」 と口をつけた彼女は。 「苦甘ぁ!?」 と噴き出した。