16/118
「菖蒲湯」
風呂上り。
「お風呂入って行きませんか?」
「!!」
背景に雷を落とした顔で、次に口をおさえ俯いた彼女。そんなに風呂嫌いなの?
「わ、妾と……とうとう枕を交わしたいとな?」
「ま? いえ、今日は菖蒲湯なのでどうかなぁ? って」
お花も浮かべてるしいい香りですよ。続ければ。
ぎっと涙目になった彼女が。
「勘違いさせるようなことをするでないわたわけっ!」
と怒鳴りつつも、花の匂いを証明するため差し出した腕はくんくんされた。
風呂上り。
「お風呂入って行きませんか?」
「!!」
背景に雷を落とした顔で、次に口をおさえ俯いた彼女。そんなに風呂嫌いなの?
「わ、妾と……とうとう枕を交わしたいとな?」
「ま? いえ、今日は菖蒲湯なのでどうかなぁ? って」
お花も浮かべてるしいい香りですよ。続ければ。
ぎっと涙目になった彼女が。
「勘違いさせるようなことをするでないわたわけっ!」
と怒鳴りつつも、花の匂いを証明するため差し出した腕はくんくんされた。
特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。
この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。