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━━13━━

うわー、めっちゃ警戒されちゃったな。どうすればいいんだろ?


1.このまま倒してアイテムをゲット。

2.情けをかけてこのまま見逃す。

3.向こうが仕掛けてくるまで様子をみる。


これからどうするかを考えていると猫の上にはHPバーが表示されていることに気がついた。しかしかなりダメージを負っていたのかHPバーはほとんどが黒くなっていて残りの所が赤くなっていた。


うわ、もう体力があと少ししかないじゃんこれって絶対ポーション使ってあげて回復した方がいいよな。てかポーションってモンスターにも有効なのか?


とりあえず回復してあげようと思いインベントリからアプル味のフルーツポーションを取り出して飲ませてあげるためにゆっくりと近づく。すると猫は俺が近づいただけ後退り距離をとる。

俺が一歩近づくと猫も一歩下がるというそんなイタチごっこをずっとしていても埒が開かないので俺はフルーツポーションを地面に置いて距離をとってみる。

幸い、ポーションが入っているビンは丸型フラスコの底を平たくして、サイドをスッキリさせたような形だったので倒れることなく地面に置くことができた。

俺が距離を取ると猫は俺が置いたポーションに近寄っていき危険がないか確かめるように匂いを嗅ぐ仕草をしている、その様子を見て俺はあることに気づいてしまった。


あ、しまった。よく考えたらこのままじゃ猫はポーション飲めないじゃん


ポーションの蓋はコルクのようなもので閉じられており到底あの猫では開けられるようなものではない。今更になって気づいた問題に頭を抱えていると、猫は体をかがましてからしなるように跳びコルクから匂いを嗅ぐ為か倒してあったポーションの膨らんでいる部分にいきおいをつけて体当たりをした


そういえばポーションって割っても効果があるってクルトさん言ってたな。とりあえず結果オーライだしいっか。


猫は自力でフルーツポーションを割って浴びたのでHPが半分ほど回復していた。するとその猫は俺に近寄ってきてもっとちょうだいといいたげな目線を向けてくる。

とりあえず何かあげるためにインベントリを開く。


うーん、リンゴとナシは包丁がないから皮が剥けないからみかんかな。猫ってみかん食べれるんかな?とりあえず出してみて反応を見ればいっか。

インベントリからオレジの実を出して猫に見せる


「なあ、これなら食えるか?」

すると猫は食べれるというような感じでにゃーと返してきた。


「ここじゃモンスターに見つかりやすいからとりあえずあっちの木の影でたべるか」


俺は木に背をもたれ掛けて座ってから手でみかんの皮を向いて出てきた果肉の部分を猫に渡すと美味しそうに食べた。

俺もひとつ食べてみるとポーションを作るときに食べたやつより甘みが強くて美味しかった。

ひとつ食べ終わるが猫はまだ物足りない感じだったのでもう一個みかんを出して皮を剥いてやり渡すとこんどは猫が目を見開いた。

そんなにうまいのかと思い俺も食べてみるとこんどはさっきとは正反対の味が返ってきた。


「うわっ!なにこれ!めっちゃすっぱいじゃん!」


これは食べられなくもないけどあまり美味しくないと思ったので俺はアプル味のポーションを出して猫に飲ませて上げた。


すると猫は満足したのか俺の膝の上に乗っかって丸まってきた。

すると突然猫がほんのりと明るくなって毛の青色の部分がほんの少しずつだが広くなっていった。


あれ?なんというかゴブリンを倒したときよりも青い部分が広がってね?俺に乗ってからほんの少しだけど目に見えてその広さが増えてるし。


そして俺は自分のMPバーがどんどん減っていることに気がついた。


え、ちょ、めっちゃMP減ってるし。もしかして今、猫が吸収してんのか?


猫に直接聞いてみようと思ったが俺の膝元で気持ちよさそに猫は寝てるのでしかたなくそっとしておくことにする。さすがにモンスターがきたら起きてもらうけど。


そして俺のMPが残り4割りくらいになるところで猫は起きて俺から離れてから伸びをする。


猫が起きたので俺はさっき聞きたかったことを聞いてみる。


「あのさ、さっき俺のMPもらってた?」


すると猫はありがとうと言うようににゃーと言ったと思う。たぶん


時間を見るとそろそろログアウトしなければならない時間になってたので俺は猫に別れを告げて街に帰ろうとする。

すると猫は遠吠えをするように鳴く。すると猫がMPをもらう時よりも強く輝きだしてその光がおさまると猫がいた場所には透き通ったきれいな青色をしたピンポン玉くらいの大きさの石があったそれを拾うとアイテムとしてインベントリに入っていった。

俺はインベントリを開いてこのアイテムの名前を見てみるとそこにはマナキャットの召喚石と表示されていた。


とりあえずよくわからないけど召喚石って言うんだしこれでまた会えるのかな?それとあの猫マナキャットっていう名前だったんだ知らなかった。


ログアウトの時間が迫っているので俺は急いで街に戻ってすぐにログアウトした。




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