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勇姿徹戦 トキラメクル!  作者: 痣矢
覆水盆に返らず
5/11

剛を制すには、柔であれ。後編 〜Porcupine's dilemma〜

場面は、赫鳳《アカオオドリ》 徹子《トオコ》達3人がお茶会(フラワーガーデン)に招待されたところから始まる。



「おかえりなさい、粼《セセラギ》さん。そして、お待ちしておりました。赫鳳《アカオオドリ》さん、二色《ニシキ》さん、丘六《オカム》さん。私がこのお茶会(フラワーガーデン)の主催者、"締めくくり(ウェディングブーケ)"です」



長く少しウェーブのかかった茶髪をハーフアップに纏め、紫の眼が印象的な少女がお辞儀をする。紫の眼は光っているように見えた。



「本来であれば、ゲストをもてなす事を優先すべきなのですが...フー、その前に。粼《セセラギ》さん、"水泡に帰せ(マーメイドソング)"の使用は控えてください、と以前も言いましたよね...?」


「えー、私なら対処できると見越して、お迎え担当にしてくれたんでしょ?」


「そ、う、で、す、け、ど!!貴女ならいくらでも他の手段で制圧できたでしょう?どうしてコストの高い水泡に帰せ(マーメイドソング)を使用したんですか??」



粼《セセラギ》 揺蕩《タユタ》に圧をかける締めくくり(ウェディングブーケ)と名乗る少女。



「だって、第一印象《ファーストインプレッション》は大切でしょ?」



それにウィンクで返す。



「...だから一番"格好がつく"水泡に帰せ(マーメイドソング)を使用したと」


「えぇ♪」



左手でハートをつくる粼《セセラギ》 揺蕩《タユタ》。



「はぁ...いや、ハイ、確かに迅速な対応でした。あの状況では赫鳳《アカオオドリ》さんを助けるのを優先すべきですからね。ありがとうございます」


「こちらこそ、心配かけてごめんなさい」



両手を合わせ謝る粼《セセラギ》 揺蕩《タユタ》。呆れ顔で済ます締めくくり(ウェディングブーケ)と名乗った少女。日頃からこの流れなのだろう。


その時、違う方向から声がかかる。



「愛子《マナコ》ーー。お取り込み中申し訳ないんだけど、お菓子のおかわりあるー?もう無くなりそうなんよぉ」



気だるげに締めくくり(ウェディングブーケ)と名乗った少女に手を振る野性味の強い女性。

髪は褪せた赤色で、同じく褪せた青がインナーで入っている、ウェーブのあるショートヘア。


露出度の低いメイド服を着こなし品のある締めくくり(ウェディングブーケ)という少女とは対照的に、肩や胸元、脚が出ており野性味が強い衣装になっている。髑髏や赤い紐のような意匠が多いのも目につく。



「あの、申し訳ないという気持ちがあるなら少しでもいいから態度に示してくれませんか?初めからないなら、もう言わなくていいので...というか、啄《ツイバ》さん達には文字通り山盛りのフィナンシェを最初で回しました、よね?」



笑顔ではあるが、明らかに内心笑っていない声色で応える。



「いやいや、ごめんって。うちのバカ2人が腹減ったって、早食い競争始めちゃってさ。このままだと、相手どころか自分まで食べちゃいそうで。頼むよぉ〜」


「ちゃんと躾してください...」



そう小声で呟くと、締めくくり(ウェディングブーケ)はスっと立ち上がり、山盛りのティーケーキをサッと渡した。



「トキラメクルとして覚醒した時点で、空腹に悩まされることはないんですけどね。状態維持効果がラメによって付与されているのですがね」


「どんな魔法だろうと奇跡だろうと、人の腹《ココロ》は満たされないもんよ、ハハ」


「この世界に、魔法も奇跡も、腹《ココロ》を満たしてくれるものもありませんよ...」



締めくくり(ウェディングブーケ)と名乗る少女と、野性味の強い女性が目線で銃撃戦をしているところを、



パンッと粼《セセラギ》 揺蕩《タユタ》が手を叩く。



「本当に2人とも仲良しね♪とってもいいことだわ。さ、みんな座って。お茶会を始めましょう」



呆気にとられていた赫鳳《アカオオドリ》 徹子《トオコ》たちを粼《セセラギ》 揺蕩《タユタ》が先導し席に座らせる。ちなみに丘六《オカム》 緋羽夢《ヒウム》は言い合いが始まった時点で座って茶菓子に手を伸ばしていた。



『いやぁ、このままメイド服と野生児が喧嘩してたら、数時間立ちっぱなしだったろうから、ヒヤヒヤしたね』


(私の脳内を勝手に代弁しないでくれませんか?キモキモフネタマガイ)


『君、悪魔《ボク》には当たり強いね』


「そりゃそうでしょ」


「え?」



一同に振り向かれる赫鳳《アカオオドリ》 徹子《トオコ》。



「ご、ごめんなさいッ!あ、悪魔が話しかけて来てて!!」


「あぁ...なるほど、悪魔でしたか」



何とも言えない視線を締めくくり(ウェディングブーケ)が向けてくる。



(悪魔《オマエ》、絶対殺すッ)


『おぉ、こわいこわい』


「コホン、」



締めくくり(ウェディングブーケ)がひとつ咳払いをする。



「せっかく来てくださったのに、対応が遅れて申し訳ございません。改めまして、このお茶会(フラワーガーデン)の主催である、"締めくくり(ウェディングブーケ)"こと、音向《ネムケ》 愛子《マナコ》です」



お辞儀をする締めくくり(ウェディングブーケ)もとい、音向《ネムケ》 愛子《マナコ》。そして隣を指し、



「そして、皆さんを案内して頂いた」


「"泡沫の夢(サンデーダイバー)"こと、粼《セセラギ》 揺蕩《タユタ》よ」



粼《セセラギ》 揺蕩《タユタ》が笑顔で手を振る。ティーポットを運んで、お茶を入れる準備をしてくれているようだ。音向《ネムケ》 愛子《マナコ》がアイコンタクトで感謝を伝えている。

この円滑なやり取りと細かい役割分担から察するに、いい関係を築いてそれなりに経つのだろう。



「そして、アチラで食い意地を張ってるのが」


「"腐っても美女(ベルゼ・ルル)"こと、啄《ツイバ》 儘世《ママヨ》。こっちのふたりは気にしないでねぇー。ワタシは礼節とか気にしないから、気軽に接して〜」


「......」



音向《ネムケ》 愛子《マナコ》の沈黙の笑顔が怖い。一方、啄《ツイバ》 儘世《ママヨ》はそんなことは少しも気にせず、足を組みくつろぎながらこちらにピースサインを送ってくる。その脇で2人の少女が目の前に置かれた山盛りのフィナンシェとティーケーキを貪っている。

この不穏なやり取りから察するに良くない関係を築いてそれなりに長いのだろう。


切り替えて、音向《ネムケ》 愛子《マナコ》が説明を続ける。



「普段は、あと2人ほど参加者が居ますが、今回は人が多過ぎると混乱されると思ったので...」


「その2人も、モチロン可愛いわよ」



左手で♡を作る粼《セセラギ》 揺蕩《タユタ》。



(((やっぱりこの人、誰にでも可愛い言ってるのでは?)))



「コホン、それは置いておいて。今は色々混乱されていると思いますので、ここで一旦くつろいでください。お茶もお菓子もいっぱいありますよ。質問も、私が答えられるものでしたら、答えます」


「またまたぁ~、質問なんて、そんなにかしこまらないで。愛子《マナコ》ちゃんはみんなとお話したいだけなのよ。だからお茶会を開いてるんだから」


「...粼《セセラギ》さん、そういうことは、あまり言わないでください」



啄《ツイバ》 儘世《ママヨ》の時とは違い、優しめに釘を刺す。


「あと、このお茶菓子も愛子《マナコ》ちゃんが作ったから食べて欲しいのよね?とっても美味しいのよ。愛子《マナコ》ちゃんのお菓子は」


「ん、粼《セセラギ》さん...そういうのは、控えてください」


「揺蕩《タユタ》って呼んでくれたら、控えましょうかね?」


「うぅ、揺蕩《タユタ》さん...控えてください」


「はーい。そうするわ」



(完全に手玉に取られてるな)



茶菓子に舌鼓を打ちながら丘六《オカム》 緋羽夢《ヒウム》は、粼《セセラギ》 揺蕩《タユタ》の対人能力《セントウリョク》を上方修正する。



「じゃあ、お喋りとして。私《アタシ》から質問いいですか?」



丘六《オカム》 緋羽夢《ヒウム》は、直ぐに手を挙げた。



「はい、どうぞ」



音向《ネムケ》 愛子《マナコ》が応える。



「なんで私《アタシ》達を招待したんですか?」


「それはですね、単純に皆さんがとても優秀だからですよ」


「「「へ?」」」



3人は口を揃えた。



「皆さんが対面した天使、我々は"電撃処刑人《サンダーブレーカー》"と呼んでいます。あの電撃処刑人《サンダーブレーカー》はこれまで7回、出現を確認しています。その7回中、6回は電撃処刑人《サンダーブレーカー》の初手の一撃、"天罰《エレクトリックエクスキューション》"で対象のトキラメクルを絶命に追い込んでいます」


「や、やっぱりそれだけの威力ありますよねぇ!?」



キツかったですー!と言いたげな赫鳳《アカオオドリ》 徹子《トオコ》に対し、



「いや、徹子《アンタ》2回も喰らってたじゃん。そっちの方が怖いんだけど」



(いや、それを一撃で倒した揺蕩《タユタ》の姉さんがいちばん怖いけどな)


それまでは、さすがに丘六《オカム》 緋羽夢《ヒウム》でも口に出さなかった。



「そうです。出現した7回の内、1回だけ電撃処刑人《サンダーブレーカー》がトキラメクルを仕留め損ねています。その事例が赫鳳《アカオオドリ》さんです」


「エッ?えぇ??」



赫鳳《アカオオドリ》 徹子《トオコ》には実感がない。というより、覚えがないような印象を与える。



「今までは、天罰《エレクトリックエクスキューション》の一撃で仕留めていたので、電撃処刑人《サンダーブレーカー》の手の内はそれしか把握出来ていませんでした。しかし、今回の赫鳳《アカオオドリ》さんとの戦闘では、光の剣(グレーターブレード)と絡めた天罰《エレクトリックエクスキューション》、緊急脱出として使用された緊急飛翔《スクランブル》、天使には珍しい遠距離の攻撃手段である鉄拳制裁《ロングレンジナックル》と言った未確認の手札を確認できました。天罰《エレクトリックエクスキューション》だけでなく、鉄拳制裁《ロングレンジナックル》という遠距離の攻撃手段があることが知れたのはかなり大きいです。更に、これだけの攻撃を受けて生存している赫鳳《アカオオドリ》さんは、トキラメクルの中でも貴重な存在です」



スラスラと述べる音向《ネムケ》 愛子《マナコ》。



「またぁ、堅い言い方して。ちゃんと『居なくならない友達が欲しい』って言わないと相手に不審がられるわよ?実際、美端《ミハタ》ちゃんは警戒しちゃってるわ」


「え、?あっはい、?」



二色《ニシキ》 美端《ミハタ》はいきなり心中を当てられてビックリする。



「美端《ミハタ》ちゃん、自分で思ってるより顔に出るわよ。とっても可愛い」



視線をティーカップに逸らす二色《ニシキ》 美端《ミハタ》。

ただ、質問はする。



「いや、なんで到着があのタイミングだったのかな?と」


「到着が遅れた理由は電撃処刑人《サンダーブレーカー》の出現を確認したタイミングと転送《テレポート》できる場所が悪かったのよ、ごめんなさい」



申し訳なさそうに応える粼《セセラギ》 揺蕩《タユタ》に対して、



「転送《テレポート》?」



丘六《オカム》 緋羽夢《ヒウム》は聞き捨てならないと、反応する。



「そう、転送《テレポート》。といってもどこでもできる訳じゃないわ。電撃処刑人《サンダーブレーカー》のすぐ近くに転送《テレポート》することができなくて、到着が遅れたの」


「ナルホド...」



二色《ニシキ》 美端《ミハタ》としては、これ以上聞いてもはぐらかされるな、というラインであった。



(完全にこの場を制してるな、この人)



丘六《オカム》 緋羽夢《ヒウム》は、再び粼《セセラギ》 揺蕩《タユタ》の対人能力《セントウリョク》を上方修正する。


二色《ニシキ》 美端《ミハタ》は諦めたが、丘六《オカム》 緋羽夢《ヒウム》は続ける。



「そういえば、どうやって状況把握してるんですか?皆、ここに居たんですよね?」


「それはですね、説明すると少し複雑になるのですが...」


「私から説明するわ、愛子《マナコ》ちゃん。緋羽夢《ヒウム》ちゃんの言う通り、愛子《マナコ》ちゃんはこのお茶会(フラワーガーデン)を離れることができないのよ。ココを作っているのは愛子《マナコ》ちゃんの能力だから、その起点である愛子《マナコ》ちゃんが離れちゃうとこのお茶会(フラワーガーデン)が崩れちゃうのよね」


「お茶会(フラワーガーデン)は音向《ネムケ》さんの能力なんですか?」


「そうよ、美端《ミハタ》ちゃん。そして、この空間への出入り口を私の水泡に帰す(ポップソング)って能力で作ってるの」


「んー、その揺蕩《タユタ》さんの能力がよく分からないんですよねー」



丘六《オカム》 緋羽夢《ヒウム》の問に、粼《セセラギ》 揺蕩《タユタ》が応える。



「そうねぇ、簡単に言うとシャボン玉を作る能力よ」


「...え?説明終わり?」



丘六《オカム》 緋羽夢《ヒウム》はキョトンとするしかない。



「えぇ(左手で♡を作る)」



(あ、この人説明する気ないな)



3人とも同じ感想だった。



「私から補足を。揺蕩《タユタ》さんのシャボン玉は特別で、紐付けたシャボン玉同士はどれだけ離れていても、お互いが対応する動きをします。ですので、ここに居ても、対応するシャボン玉さえ飛ばしてしまえば、遠くの事象をシャボン玉で確認したり、遠くの空間を繋げることができるんですよ」



音向《ネムケ》 愛子《マナコ》が占い師が使う水晶玉のようなシャボンを円卓に置く。



「これがそのシャボン玉です。このシャボン玉と揺蕩《タユタ》さんが飛ばしたシャボン玉をリンクさせると、飛ばしたシャボン玉に写った様子をここで見ることができます」


「は?」


「へ?」



丘六《オカム》 緋羽夢《ヒウム》と赫鳳《アカオオドリ》 徹子《トオコ》は同じ反応をしてしまった。


ただ、



「なるほど...」



二色《ニシキ》 美端《ミハタ》だけは違う反応であった。



「え?二色《ニシキ》わかったん?」


「転送《テレポート》辺りから薄々は。多分、シャボンで量子もつれと似た働きを再現してるってことですよね?それで情報のやり取りを...いや、そんなことできるんですか?」


「はい、可能です。揺蕩《タユタ》さんなら。でも良かったです...流石、二色《ニシキ》さんはその手の話に精通していて助かります」


「え?え?どゆこと?」



丘六《オカム》 緋羽夢《ヒウム》はついてこれていない。



「美端《ミハタ》ちゃん、量子力学関係のコミュニティでそれなりに名が通ってるのよ」



「そうなんですか!?!?」



ようやく追いついてきた赫鳳《アカオオドリ》 徹子《トオコ》。



「えぇ、コンテストに提出したレポート、目を通させて貰いました。大変素晴らしい視点だと思います」


「やっぱり!音向《ネムケ》さんって、あのコンテスト主催の音向《ネムケ》家の方ですよね!?」


「はい。内緒ですよ?」



ウィンクする音向《ネムケ》 愛子《マナコ》。

二色《ニシキ》 美端《ミハタ》は、衣装の関係上目を隠しているが、目を輝かせてるのは誰からもわかった。



「待ってください、ということは?揺蕩《タユタ》さんの能力で量子通信技術諸々を再現して、ここに情報を写しているんですか?」


「そういうこと」



左手で♡を作る粼《セセラギ》 揺蕩《タユタ》。



「え、え?すごい...!で、でも、そんなことできるんですか!?量子通信自体の理論は、確かにほぼ完成してましたけど...エネルギー問題とか、再構成技術とかは?特にエネルギーは最大のボトルネックになっていたはずですけど」


「ラメの波に乗ればできるわよ。練習すればみんな、ね」


「ほ、本当に魔法みたいですね...」



二色《ニシキ》 美端《ミハタ》の発言に対して、少し微笑む音向《ネムケ》 愛子《マナコ》。



「もちろん、厳密に言えば、量子通信技術だけではないのですけども。その理論の延長線上ですね。それと、練習すれば皆さんもできます。魔法なんてありません。私もそうやってこの空間を創りましたから」



(やっべぇついてけねぇ)


(すごいことをしているんだろうなー)



そう思う丘六《オカム》 緋羽夢《ヒウム》と赫鳳《アカオオドリ》 徹子《トオコ》であった。

それを察する二色《ニシキ》 美端《ミハタ》。



「つまり、この空間を作っているのが音向《ネムケ》さん。各地に出入口と窓を作ってるのが粼《セセラギ》さんってことですか?」


「大体あってるけど、一つだけ。私は揺蕩《タユタ》でいいわよ」


「は、はい...分かりました。揺蕩《タユタ》さん」



一纏めしてもらったところで、



『纏めてくれる人達で良かったね』


(だから人がいる前で話しかけるな悪魔《キモキモフネタマガイ》)



悪魔《メタファ》に毒を吐きつつ安堵する赫鳳《アカオオドリ》 徹子《トオコ》であった。



「で、さっきも言ったように、この出入口も好きに作れる訳じゃなくて、ちゃんと条件があるの。今回作れたのが徹子《トオコ》ちゃんとそれなりに距離があって、到着が遅れちゃったのよ。改めて、ごめんなさい」


「いえいえいえいえいえ」



赫鳳《アカオオドリ》 徹子《トオコ》は全力で首を振った。



「いや、あの徹子《トオコ》ちゃんを助けるのはよくわかったんですけど、なんで私《アタシ》と二色《ニシキ》もなんですか?」


「それは私も気になってました」



丘六《オカム》 緋羽夢《ヒウム》に続く二色《ニシキ》 美端《ミハタ》。



「私の推測が正しければ、お二人も相当な使い手だからです」


「それと、可愛いから。二人とももっと自己評価上げていいのよ」



音向《ネムケ》 愛子《マナコ》は、粼《セセラギ》 揺蕩《タユタ》の合いの手に少しリズムを崩されるが、持ち直す。



「そして、ここからが本題でもあるのですが、赫鳳《アカオオドリ》さん、二色《ニシキ》さん、丘六《オカム》さんの三名でチームを組んで欲しいのです」



3人の了承を得る前に、粼《セセラギ》 揺蕩《タユタ》は


「チーム名は"御伽少女達(キャンディテイルズ)"がいいかしら?」






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