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闘病履歴66

生き霊が反応した。

同じ趣旨での、説得しては落下するの悪夢が七回続いた後、緑色一色になった明かりが話しを始めた。




「親の愛は…言う事を聞か…彼女の…深い」





黒がすかさず言う。





「すいません、聞き取れなかったので、もう一度言って下さい」




緑色の明かりが明滅しながら繰り返した。




「親の愛は…夢で伝えているのだが…彼女は言う事を聞かない…彼女の病は深いのだ…」





白が尋ねる。





「あなたは彼女自身の無意識を司る魂なのですか?」





生き霊が答える。





「そうだが…彼女は言う事を聞かないのだ」




第三の目が尋ねる。





「完全に分離してしまっているという事ですか?」





生き霊が答える。





「そうだ…彼女の意識は完全に遮断されてしまっているから…言う言う事を聞かないのだ」





黒が尋ねる。





「病気で遮断してしまっているのですか」





緑の明かりが一際大きく明滅した後生き霊は答えた。





「…そうだ」

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