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闘病履歴65

闇の中、緑色の色合いがどんどん明るさを増して行く。

黒が生き霊そのものに話し掛けて行く。





「脅かすのは止めてくれないかな。死ぬ程恐いのだけれども」





白が続く。





「そうそう。君の本心は私達を殺す事じゃないでしょう。自分の本体を救出したい、それしか無いと思うのよ?」




真っ黒い悪夢の中、オレンジ色の色合いに、まるで違う感情を孕んで行くように、緑がかった色が入り混じり、音もなく広がって行く。





第三の目が戦列に加わる。





「私達は君と一緒に君の本体を助けたいだけなんだ。君もそう思っているのでしょう。答えてくれないか?」




落下の始まる気配は無い。





黒が続ける。






「君は自分の気持ちに素直になるべきだと思うんだよ。自分の本体を救出したければ、私達と協力し合うのが一番ベストじゃないか。違うかな?」





聞き耳を立てるように緑色の色合いがどんどん明るさを増して行く。

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