真の仲間探しは大変です
黒板けしのポンポンしたら出る煙って魔法っぽいよね
そうと決まれば真の仲間探しに精を出すしかないよな!!
ホームルームが終わり、クラスの仲の良いグループはカラオケとかファミレスに行くようである。
俺は周囲のグループの見渡し、グループの名前を付けていく。
金髪でちょっとさわやかさがある男が中心のグループ
【黄金興祭】
体育会系の男達のグループ。
【筋肉戦士達】
華やかな女子達が多いグループ。
【可憐乃乙女軍団】
大きく分けてこの三つのグループが出来上がっている。
後は俺と同じでソロであったり、距離を置いている者であったりと
群れを作らずにいる者はちらほらといる。
個人的にはそういった者たちの方が真の仲間としては望ましいだろう。
ここはメガネをかけた彼に声をかけるか。
確か自己紹介の時に言っていた名前は…
『さっとしくぅ~んかえろぉぜ~』
そうだ!聡志くんだ!!
多分違うクラスの者だと思われるガラの良くない男が、机から離れようとしていた聡志くんの肩に腕を伸ばし親しげに話しかけてきたのだ。
あんなに仲のよい仲間が聡志くんには既にいたのか。
残念だが初日から声掛けは辞めるべきだな、他の者に声をかけるか。
周囲をもう一度確認すると、俺と聡志くんとガラ悪男しか居なかった。
完璧に出鼻を挫かれた感がでてしまった。
とほほと内心嘆いていると、二人とも帰ってしまったようで一人寂しくなってしまった。
『まぁ、勇者は最初は一人だもんな!今までもそうだったし!』
明日から頑張ろう!
帰る前に教室の掃除をしなきゃなぁ!!
『掃除だとか勉強で忙しい時は代わりにやってほしい事があるの』
クラスの係決めが終わった後、俺はクラスの何人かに頼まれたのだ。
『勇者を目指す者としてクラスの皆のお願いは断るわけないよ!!よろこんで!!』
ありがとう勇者くん
勇者ってのは人々の頼み事を無下にするものではないのだ。
だから俺はこのクラスにいる間、毎日お掃除クエストを受注した。
黒板けしポンポンタイムと洒落こむぜ!
全力ポンポンタイム




