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スラム街の省エネ男子、リサイクルスキルで世界で一番の貧乏国の救世主になる〜

作者:k.k
最新エピソード掲載日:2026/10/24
スラム街の一角にあるサルファス家。

サルファス家の次男、グレイ・サルファスはある日、暴言を吐かれている中、昨日いじめっ子に石を投げられ、当たった後の打撲が痛いな…などとぼんやりと考え、猿山の大将が去って行くのを待つ。

その後ふと、1人になりたくなる。

行く場所は決まって同じ場所、1人になれる場所。スラム街のゴミの集積場。普通の人間なら近づきもしないグレイだけの秘密基地。

グレイには、毎日の日課、と言うべき習慣がある。

いつもと同じように、生ゴミを漁り始める。
しかし、今日もカビが生えたパン、皮ばかりの果物、サルファス家の2人の妹の様子を思い出す。毎日雑に味付けされた塩辛い干し肉。野菜とは到底思えない草、そんなのが毎日だ。

妹達、病弱な母親、父親、双子の兄の為に少しでも食材があれば助かるのに。と思いながらグレイは、生ゴミを探る。

グレイは思う。

俺にスキルがあれば。

食べ物の時を戻せたら。

その瞬間、ノイズのような謎の声が頭の中に響き渡る。

【リサイクルスキルを獲得しました。】

リサイクル?なんだそれ?

でも微かに感じる魔力が、手の平に集まる感覚があるグレイは試しにその状態で、腐った果物に触れると────?
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