12話 【BBS】「世界遊子ネットワーク 統合広場」〈440号〉
[System:世界識別コード確認中……しばらくお待ちください]
[System:識別コード<428>/界名:ファム]
[System:ネットワーク構築中……]
[System:術式接続完了――]
[System:想念受容体生成完了――]
[System:電子端末接続子生成完了――]
[System:ネットワーク構築完了しました。ごゆっくりお楽しみください]
――[世界遊子]/ネットワーク――
――[構築者]/キール=キルシュカ
――【440号:雑談所(11)】――
【HN:天才商人】「やべえ……」
【HN:尻尾美人】「やばいな……」
【HN:盗撮魔】「やばいッス……」
【HN:優等生】「はわわわわ……」
【HN:筋肉魔法使い】「なんという筋肉量……!!」
【HN:マッド眼鏡】「いぃぃぃやったあああああああああ!! すっごいモルモットゲットォォォオオオ!!」
【HN:ロボ子】「みなさんお静かに。たしかにすさまじいステータスですがまずはメロディ様の精神状態を推し量るべきです。バイオリズムが大変乱れております」
【HN:天才商人】「魅力の数値に心を乱されたんだろ」
【HN:尻尾美人】「このステータスミエールさ、魅力の計上方法だけやたら適当だよな。測るたびに毎度数値変わるじゃん」
【HN:マッド眼鏡】「影響受ける数値が毎回ランダムで変わるからねっ!」
【HN:尻尾美人】「欠陥品だろッ!」
【HN:マッド眼鏡】「なにをぉ! これでもハカセちゃん頑張ったんだぞ! いろんなところから数値を抽出するのって結構難しいんだから! ――ちなみに今回の数値はたぶんバス」
◆◆ 【HN:ロボ子】さんが【HN:マッド眼鏡】さんを部屋から追放しました ◆◆
【HN:尻尾美人】「あれ? ハカセは?」
【HN:ロボ子】「いろいろアレなことを言おうとしていたのでわたくしのネットワーク権限で追放しました」
【HN:尻尾美人】「あれ? ハカセよりロボ子の方がネットワーク権限上位なの……?」
【HN:ロボ子】「ハカセの権限をハッキングして乗っ取り済みです」
【HN:尻尾美人】「ロボ子こええ……」
【HN:盗撮魔】「それはともかく、そろそろメロディちゃんを誰かフォローするッス」
【HN:天才商人】「無理だろ。ステータスミエールの惨状を見ろ。サンクが思いっきり殴っても壊れなかったのにメロディのゲンコツで粉微塵だ。正直オレは恐怖で震えてる。なにあのパワー」
【HN:筋肉魔法使い】「あの細腕のどこにあれほどの筋肉力が……」
【HN:天才商人】「どう見ても普通の筋肉の力じゃねえだろ」
【HN:筋肉魔法使い】「なにっ!? ではなんの筋肉だと言うのだ!! 我輩の知らない新たな筋肉があるのか!?」
【HN:天才商人】「知らねえよ。超筋肉とでも言っとけよ」
【HN:筋肉魔法使い】「超・筋・肉……!!」
【HN:優等生】「あ、あの、僕そろそろそっちに到着するので、僕があの……ちょっとお話してみます……」
【HN:天才商人】「任せた。難しい交渉になるな」
【HN:尻尾美人】「天才商人の名ばかり感がすごいな……さすがはハッタリと脅迫で商談を成立させることに定評のあるエセ商人」
【HN:天才商人】「うっせ! 向き不向きがあるんだよ! オレは悪徳商会特化型の商人なんだよ! 美人は黙ってろ!」
【HN:尻尾美人】「こ、こいつっ……!」
――[世界遊子]/ネットワーク――
――[構築者]/キール=キルシュカ
――【440号:雑談所(11)】――




