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龍は大木の下(もと)にて
龍が来た
雷鳴を轟かせ
その黒く白い身体を燻らせて
大量の摩擦が天から光を放つ
合図の為の一発
そして続く爆音を響かせる
顔を出し挨拶をするかのように
もう一発
その爆音を響かせる
それは威厳と怖気を空から
人々に与える
だが怒りは何処にもない
大きな大きな身体を燻らせて
日本中に爆音を響かせていく
龍が来た
夏に溜まった熱が集まり
その声を響かせる
怯えと共に去るのを待つ
雨が打つ音が人々を護る
さあ集まろう
雨が打つ音が人々を護る
この屋根の下へ
〜かつての日本の田園風景を想う〜




