第13話 佐野外交
佐野栄松内閣が発足後、佐野総理は早速韓国との条約締結に向けて動き出した。まず佐野総理は1965年6月22日に大韓民国と条約を結んだ。
日本国からの出席者は佐野総理、進藤外相、高藤副外相が参加した。
「今日はよろしくお願いします。素晴らしい会議になることに期待します」
「よろしく頼む。」
大阪で行われたこの会談が開かれた主な目的は韓国との関係をより良いものにするために結ばれる。大阪で締結され、ソウルで批准される。佐野総理は楊大統領と固い握手を交わした後、対面形式で着席で話し合いがスタートし、戦後賠償金や今後の日韓関係について話し合われた。雑談も交えながらの会談であったため緊張感あったものの良い雰囲気であった。
数時間に及ぶ会談の末、日韓基本条約が締結された。佐野総理と楊大統領は締結後、笑顔で握手を交わし、大阪での会談は終了した。終了後、佐野総理らは楊大統領らと会食した。これらの条約はソウルにて批准される。締結された日韓基本条約の内容は以下の通りである。
・両国は1910年に結ばれた日韓併合を無効とすることで一致する。
・日本国政府は大韓民国政府と良好な関係を築き、当条約の有効期限は永久に続く
・両国は当条約締結後、ソウルにて速やかに批准しなければならない
・日本国に居住する大韓民国国民の法的地位及び待遇に関する日本国と大韓民国との間で結ばれる
・日本国と大韓民国は自由に漁業を行うことに同意する。
・文化財及び文化協力に関する日本国と大韓民国との間の協定は日本国と大韓民国との間の紛争の解決に関する交換する
その後、最終的に両国は協定の題名を【財産及び請求権に関する問題の解決並びに経済協力に関する日本国と大韓民国との間の協定】という題名で合意した。また、この協定において日本は韓国に対し、朝鮮方面に投資した資本及び日本人の個別財産の全てを放棄するとともに、約13億ドルの無償資金と借款を援助すること、そして韓国は対日請求権を放棄することに合意した。
「サノ総理、今日は有意義な会談だった。次いつか分からないが機会があれば何度でもやりたいね。日本食もとても美味だった」
「楊大統領、本日はありがとうございました。是非とも近隣国として友好国として今後も素晴らしい関係であることになると思います。ありがとうございました」
有意義となった日韓会談はトラブル無く終了した。しかし、佐野総理は自信の外交はこれだけでは終わらない。小笠原諸島や沖縄の返還などまだまだ課題は山積みである。
「外交以外でも成果を残さなければな・・・」
佐野総理は外交以外にも経済や国民生活の支援拡充、自衛隊の防衛力強化、日本民主共和国との関係改善などの課題にも目を向けることにした。




