44話 VSヒッポグリフ戦
読んで頂き、ありがとうございます。
戦闘回です。
新技の為、長くなりました。
バサッ!
先程までレイトンがいた場所に爪を振りかぶった存在。
それはぱっと見は馬に羽が生えたような生き物だった。
(魔物?攻撃してきたからにはとにかく敵だ!)
「ビビ!ありがとう。助かったよ。」
「ん。」
二人とも魔物?からは視線を外さずやり取りする。
「あれは魔物かな?(鑑定で確めて見よう。)」
レイトンは魔物?に鑑定を使用する。
ステータス
名前
種族 ヒッポグリフ
年齢 1才
性別 雄
レベル 15
体力 86/86
魔力 25/25
力 72
防御 49
速度 95
スキル
鑑定不能
技
鑑定不能
「ビビ、ヒッポグリフって分かる?」
「魔物。」
飛んでる馬は2匹いた。
強襲してきた馬擬きが合流している間にビビと情報を擦り合わせる。
「ビビ、行ける?」
「降りてくれば行ける。」
急な戦闘になったが、ビビは行けそうだ。
こちらの戦力は僕とビビ、あとは近くにいたウッドゴーレムのうーくんだ。
2匹のヒッポグリフはこちらを窺いながら翼をはためかせ、隙を狙っているようだ。
(あの翼、欲しいなぁ~)
ヒッポグリフがもう少し穏やかな気性だったら、スキル【魔物使い】を試す所だが、今回のヒッポグリフはダメそうだ。
ちなみに、今までに出会った魔物はゴブリンくらいだったので、ゴブリンは欲しい気持ちにならなかった。
ステータスでは僕もうーくんも圧倒しているはずなので、慎重に綺麗に討伐を目指そう。
レイトンは指示を出していく。
「うーくん、ヒッポグリフが近づいたら防御。
ビビは隙を見付けたら首を狙って!」
ドコドコドコ!
「コクン。」
うーくんが前に出て盾を全面に構え、防御の姿勢を取る。
ビビは既に獣化はしており、姿勢を低く保ち跳躍の体勢を整えている。
「ギュワッ!」
ヒッポグリフの1匹が真っ直ぐ向かって来た。
「フッ!ハッ!」
レイトンは向かって来るヒッポグリフに雷属性で作成した魔力ナイフを投擲して行く。
雷属性の魔力ナイフだ。
かすっても刺さっても痺れの効果は期待出来るだろう。
ドゴォッ!!
うーくんにヒッポグリフが体当たりを繰り出した。
うーくんは見事耐え、盾と空いている手でヒッポグリフを抑える。
「!」
ビビが跳躍し、抑えているヒッポグリフに向かう。
あちらのヒッポグリフはビビとうーくんに任せておけば大丈夫だろう。
もう1匹を探すレイトン。
(いた!)
僕達の後ろに回り込み、後ろからの一撃を狙っていた。
(相手は空中だ。突進を受ける前に動きを止めるか仕留めるか。)
「新技で実験だ!」
後ろから迫るヒッポグリフに向き合うレイトン。
右手に氷魔法「アイスストーン」
左手に風魔法「トルネイド」
2つの魔法、ダブルマジックを発動させたレイトン。
「更に…ゴーレム生成。」
技【ゴーレム生成】を発動する。
対象は右手のアイスストーンと魔力200だ。
ドスンッ!
出来上がったのは氷のゴーレム、ステータス200だ。
だが、まだ終わりじゃない。
今の段階では単に冷たいゴーレムであり、精々氷魔法が使える程度だ。
空中に対応するには、再度使用する。
技【ゴーレム生成】
今度の対象はアイスゴーレムと左手の魔法、トルネイド。更に魔力200でひと纏めにする。
バッサ!バッサ!バッサ!
出来上がったのは羽ばたく氷のゴーレム。
翼は風魔法のトルネイドと魔力で作り上げた。
氷と風の融合ゴーレムだ。
「捕らえろ。ゴーレム!」
向かって来ていたヒッポグリフに風の翼を羽ばたかせ突っ込むアイスゴーレム。
ドスン!! ガシッ。
アイスゴーレムがヒッポグリフを掴み取り、地面に落下した。
固定されて動けなければ只の的だ。
ヒッポグリフの首を目掛けて魔法を放つ。
「エアースラッシュ。」
シュバッ! ザンッ!
無事に後ろから回り込んで来たヒッポグリフは討伐した。
ビビの方を確認すると、ビビの方は何度目かの首への攻撃の後に丁度、決着が着いたようだ。
「ブイ。」
ガシャ!
ビビとうーくんが一緒に勝利のポーズを掲げる。
「(ビビさんや、何時うーくんに芸を仕込んだのやら。)
ぁはは。」
ビビの仕込み芸に苦笑しつつ、無事に新技のテストを終えたレイトンであった。
読者様、いつもありがとうございます。
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筆者、ぅへへへへ、となっていました。
ゆるゆる冒険記を書いてるはずなのですが、意外に戦闘回がちょくちょく出て来ています。
襲って来るので仕方ないんだもん。ね。
でも戦闘回を減らすと修行ばっかりになりますし、5歳児の主人公では余り自由行動も厳しいですし。
読者様はどう思われるでしょうか?
あ!ちなみにですが、魔物がウロウロは理由もありますので、魔物・即・斬。ですね。




