表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
38/51

38話 深夜会議

読んで頂き、ありがとうございます。

初めて、両親、お手伝いさん視点での話を書いて見ました。

特にネタバレ等は有りません。


その夜、ストールダート家では豪勢な鹿料理が振る舞われた。

ステラおばさんとアンジュのお手伝いコンビの腕によりをかけた料理の数々。


「がはははは!旨いな母さん。」


「ええ、美味しいわね。レイトンが獲ってきてくれたお陰ね。」


「母様、ビビも一緒だよ。」


「そうだったわね。お友達もしっかり立てて、偉いわねレイトン。」


「レイ君がすごいのは前から~」とマナ。

「お母様、知らなかったのぉー」とミナ。



(にぎ)やかに夕食は進むのだった。


~~~~


その日の夜更(よふ)け。

リビングには大人達の姿があった。


「それで、あの子達が鹿2頭とゴブリン5体を狩ってきたのは本当なのか?」

疑い気味の父。


「ええ、本当でございます。旦那様。

ゴブリンは既に処理しておきましたが、魔石はここに。」

魔石5個を机の上に出すステラおばさん。


「レイトン様は赤子の時から異様に落ち着きがあり子供らしくは無かったのですが、洗礼式の後からはまた、変わったように思われます。」


アンジュの発言に同意する母リンナとステラおばさん。

アンジュは続ける。


「洗礼式の後は、虫取り、花の採取と子供らしい行動でした。

ただ、その後の小山の滑り台?は驚きました。大きさもそうですが、固さや出来上がった速度、後はトンネル付きだったのも。

発想は子供なのかも知れませんが、行動力は大人でも難しいくらいですね。」


うんうん頷く父母達。


「小山で驚かされた、と思いきや穴堀に目覚められ、その後はお人形遊び(ゴーレム)ですからね。

レイトン様の行動は飽きが来ませんです。」


アンジュの発言に同意し、続く父。


「だが流石に今日は驚いた。子供二人でゴブリン5体等、普通は倒せないのでは無いかな?」


「そうですわね。マナとミナに聞きました所、ビビちゃんは獣化が出来るとの事でしたわ。

ビビちゃんの獣化とあのゴーレムなら、とも思いますが、レイトンはどうなのでしょうね?」


父母ですら、内緒、秘密、色々出来る見たい、とはぐらかされてしまったレイトンのスキル。


父母とお手伝いさんの会議は、レイトンについては好きにさせておこう、と決着した。

ストールダート家は長男のオウカが跡継ぎになるだろうし、何かあっても双子がいる。

将来は家を出るだろうレイトンの自主性を育てる方向で決着が着いた。


父は渋い顔で呟く。

「だが、ゴブリンは…」


「あなた、ゴブリンがどうかなさったの?」


妻の問い掛けに答える。

「いや、これは領主の仕事だな。

明日は朝一で冒険者ギルドに行ってくる。

家の事は頼むぞ。」



レイトンが夢の中にいる頃、親達の苦労は続くのであった。



評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ