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25話 冒険者マール

読んで頂き、ありがとうございます。

ちょっと短めですが、この国の歴史を少し。


…ウトウト。


僕は今、姉達の部屋で机に向かっています。

机に向かって既に2時間。

5歳児の体に2時間は少し厳しかった。

何故、姉達の部屋にいるのかと言うと朝食後まで(さかのぼ)る。


~~~~


「ヤダー」

「今日はレイ君と遊ぶのー」

「「ねぇ~」」


珍しく双子達が駄々(だだ)を(こね)ていたのだ。

今日は双子達の家庭教師の日だったので、どうしたものか、と悩むレイトンと家族達。

そこへ声が掛かる。


「レイトン様さえ良ければ、私は構いませんよ。一緒に勉強して見ますか?」


アンジュさんに案内されて部屋へ入って来たのは双子の家庭教師を勤める冒険者のマールさんだ。

マールさんはこの街で活動している冒険者パーティーの魔術師である。

主な授業内容は魔法の知識全般と生活や歴史等の基礎知識になる。



「僕は構わないですよ。一緒に教えて欲しいです。」

知識は宝だ。

チャンスが来たので一緒に教えて貰おう。



その後マール先生とリンナ母様は2~3話した後、話は(まと)まったようだ。


姉達とマール先生と移動して、今日の授業が始まった。



「え~今日はレイトン様もいるので、この国の歴史の復習をします。

マナ様とミナ様も宜しいですね?」


「「「はい。」」」


地図を取り出すマール先生。

「まず大前提として、今私達がいるここはオーベスト大陸ですね。

この大陸の南西を領土としているのはシャルージ王国です。

ではここでマナ様、シャルージ王国の王様の名前は分かりますか?」


「はい、先生。

トーキス・アーカース・シャルージ王でしょうか?」


「正解!よく勉強しているわね。

今代の王になってから25年たっているわ。

そんなシャルージ王国の最も南西にあるのがこの街、ストールダートよ。

貴方達のお父様が領主をしているのよ。

地図としてはこの場所ね。

南に山を3つ越えた所に海があるわ。

王都は北東の方にあって、馬車で20日といった所ね。」



その後も、この国の歴史や冒険者の話等も聞いていき、いつか旅をするのも有りなのではと思ったレイトンであった。


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