22話 コンボ建築
読んで頂き、ありがとうございます。
庭師、建築家、錬成師の3つをレンタルしたレイトン。
建築家で作って見たい物があったので、前世の知識の物を【見取り図】を使用してみる。
簡単に作成出来そうではあったが、木材や鉄が必要であったので、後回しにしよう。
今、この空き地にある物で作れる物…
前世の知識で公園にある物をイメージして、土だけで作成可能な物を【見取り図】で図面化する。
これで作成の手順が手に取るように分かるようになった。
次はと、レイトンは地面に手を当てて魔力を込める。
【錬成師】の技、【初級錬成】である。
【見取り図】で作成手順を把握し、【初級錬成】で作成する。
レイトン初めてのコンボ技であった。
そうして完成したのが高さ2m程の滑り台である。
前面には緩やかな坂を、背面には頂上へ向かう階段を作成した。
頂上は平にしてあり、座る事も可能だ。
側面しか使用しておらず、中は未使用で勿体無かったので急遽トンネルを作成した。
東西南北4つの穴が空いており、丁度真ん中に空洞の空間がある。
秘密基地は子供の物であろう。
本当はブランコを作りたかったのだが、鉄や木材の宛が直ぐには思い付かなかったので断念した。
娯楽の少ない世界、滑り台にトンネルに秘密基地。
姉達は十分喜んでくれるだろう。
姉達の喜ぶ姿を妄想して「ムフフッ」としていたレイトンに声がかかる。
「レイ君~」
「これなにー?」
マナ姉様とミナ姉様だ。
「姉ちゃん達、これは滑り台だよ!
後ろから登って前から滑るんだよ。」
「それってぇ~」「楽しいの~?」
「絶対楽しいよ。とにかく滑って見てよ。」
「「分かったぁー」」
滑り台に向かって駆け出す双子達。
その後…
「「きゃはははっ」」
「楽しいぃー」「面白ーい」
「「ねぇ~♪」」
無事に姉達に滑り台は受け入れられたようだ。
姉達が遊んでいる最中に井戸に水汲みに来たアンジュに見られた。
「奥様!奥様ぁ~。空き地に小山が出来ております。」
叫ぶ声が家から聞こえてきた。
家から出てくる母とお手伝いさん達。
姉達の遊ぶ姿で危険は無いと分かったようだか、「これは何でしょうか?」と話し合ってはいた。
なんとか、
「土に魔力を込めたら出来ちゃった。」
と偶然をアピールするレイトンであった。
評価のポイントとブックマークの件数が増えておりました。
感謝の気持ちで、執筆致しました。




